2018/08/28
この支払いはクレジットカードで!と言うときに限って、お店のレジで読み取れず使えなかった…。そんな経験はありませんか?
現在流通しているほとんどのクレジットカードは黒い帯がついた「磁気ストライプカード」と呼ばれるもの。この磁気部分にカードの情報が入っているのですが、磁気ストライプカードの読み取り不良トラブルが増えているのです。
クレジットカードの読み取り不良トラブルの原因は、なんと「スマホケース」!?
最近ではカードポケットが付いたスマホケースへクレジットカードを入れている方も多いですが、トラブルの原因になっているのはケースのバンド部分がマグネット式のもの。このマグネットがカードポケットに入れているクレジットカードの磁気情報に悪影響を及ぼし、読み取り不良トラブルを引き起こしてしまう場合があります。
同様に、マグネットが使われている財布やマネークリップも読み取り不良の原因になることがあるのです。
一度、読み取り不良になったクレジットカードは、再発行が必要。まずはカード会社へ連絡し、新しいカードが再発行され届くまで待つ…。仕方がないとは言え、便利なはずのクレジットカードに手間や時間がかかってしまうのはもったいないですよね。
イオンカードではイオン銀行のATMで磁気不良を復元する「磁気復元サービス」を2018年6月より開始。ATMにカードを挿入し画面の手順に従っていくだけで磁気データが復元できるというもので、日本初の画期的なサービスです。
もちろん通常の再発行手続きも、24時間インターネットから申込みが可能。読み取り不良に気付いたらすぐに手続きができるのはうれしいポイントですね。
近年の技術進歩に伴い、各カード会社は2020年までに、国内で発行されるすべてのクレジットカードにICチップを搭載するよう進めています。ICチップのメリットは読み取り不良トラブルが起こりにくいことと偽造防止に役立つこと。磁気ストライプとICチップを兼ね備えた「磁気&IC型カード」も、多く見られるようになりました。
以上、クレジットカード読み取り不良トラブルの原因について紹介しました。あなたのお財布やスマホケースの中でも、クレジットカードとマグネットが隣り合わせになっていませんか?スマートに支払いができるクレジットカードは、きちんと使えてこそ便利を実感できるもの。カードの保管・携帯方法に気をつけて、これからもクレジットカードでのお買い物をたのしみましょう!