消費税アップ前に「買っておいた方がいいもの」「急いで買わなくてもいいもの」

2019/09/05

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2019年10月1日、いよいよ消費税が8%から10%へ引き上げとなります。この2%の差が家計に与える負担は大きく、「増税前に大きな買い物を済ませておかなければ!」と考えている人も多いのではないでしょうか。

しかし、“高額なもの=増税前に購入すべきもの”とは一概には言い切れません。増税前に購入しておくべきものとそうでないものについてまとめてみました。

■買っておいた方がいいもの

増税前に購入しておいた方がよいものについて確認してみましょう。

・保険がきかない医療費

人間ドックや審美歯科など、保険適用外の医療費は増税によって家計への負担が大きくなる可能性が高いと言われています。自由診療のものは、高額なものも少なくないため、増税前に済ませておくのがおすすめです。

・定期券
2019年9月30日より以前に購入した定期券や新幹線の乗車券を、増税後に利用しても追加料金は発生しません。そのため、購入予定のある人は増税前に購入しておくとよいでしょう。

■急いで買わなくてもいいもの

駆け込み購入の必要がないものについても確認してみましょう。

・食料品

食料品は軽減税率の対象となっていることから、増税後も消費税は8%が維持されます。そのため、増税前だからといって買いだめする必要はありません。しかし、アルコールについては軽減措置の対象外となっているため注意が必要です。

・土地
「住宅は人生の中でも最も高額な買い物だから」と増税前の購入を急ぎたくなってしまうかもしれません。しかし、消費税がかかるのは建物に対してであって、土地自体にはかからない仕組みとなっています。「まずは土地だけでも」と駆け込みで購入する必要はありません。

■様子を見たいもの

消費税率はアップするけれども、特別な給付制度が設けられるもの、還元セールが開催されやすく意外と駆け込みによるメリットが少ないものもあります。

・住宅

建物には消費税がかかりますが、増税前の駆け込み需要が増加すると、増税後の反動が大きくなってしまう可能性もあります。

そこで創設されたのが「すまい給付金」と呼ばれる制度です。この制度は、年収510万円以下の人の場合、最大30万円の給付金を受け取ることができるというものです。さらに、増税後は年収の要件が775万円以下まで拡大され、給付金の金額も最大50万円までと増加します。

不動産価格は変動するものです。急いで購入するよりも、じっくりと自分に合う条件の住宅を探した方が賢明かもしれません。

・自動車
自動車も早めに買っておいた方がいいのでは?と思われがちですが、増税のタイミングに合わせて、自動車税は廃止される予定となっています。また、燃費性能がいい車は税負担が軽くなる「環境性能割」という新たな減税制度も導入予定です。消費税率がアップする分、別の税金が安くなる見込みがあるのです。

■購入のタイミングをしっかり見極めよう!

やみくもに購入するのではなく、このタイミングで購入することが本当におトクなのか、見極めることが大切です。ここで紹介した内容を参考に、ぜひ今一度購入すべきもの、そうでないものについて見直してみるようにしましょう。

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