クレジットカードの仕組み

クレジットカードの仕組みとは?決済エラーが出たときの理由も解説

2023/05/11

  • マネー
  • お役立ち

「クレジットカードはどんな仕組みで成り立っているの?」
「クレジットカード決済がおトクなのはなぜ?」

上記のような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

当記事では、クレジットカードの仕組みについて解説します!

■ そもそもクレジットカードでなぜ決済ができる?

クレジットカード決済とは、飲食店で飲食するときや、ネットショップを含むショップで商品やサービスなどを購入するときに、現金を使用せずクレジットカードを利用して支払いをすることです。利用した代金については、カード会社が一時的に立て替え、利用者は後からカード会社に代金を支払います。

カード会社にとって利用者のクレジットカード決済は、利用者が代金を支払わない、あるいは支払えなくなり「貸し倒れ」になるリスクもあります。カード会社はそのリスクを回避するため、クレジットカードを発行する前に、カード申込者に支払い能力があるかどうか審査を行います。審査を行い、利用者に支払い能力があることをカード会社が証明することで、クレジットカード決済も可能になる、という仕組みです。

■ クレジットカード決済の仕組み

クレジットカード決済は、利用者・カード会社・カード加盟店の3者間で行われる「3者間契約」が一般的です。クレジットカード決済の仕組みを3者間の契約ごとに、説明します。

● 利用者

利用者は、商品やサービスをクレジットカード決済することで、その場で現金を支払う必要がなくなります。代金については、後日カード会社に口座引落としなどの方法でお支払いします。なお、翌月1回払いや2回払いの場合は、一般的に手数料がかかりませんが、分割払いやリボ払いをご利用した場合は、代金と手数料の合計額をカード会社にお支払いします。

● カード加盟店

カード会社と契約(加盟店契約)している店舗・施設・インターネットショップなどをカード加盟店と呼び、カード加盟店になると利用者のクレジットカード決済を受付けられるようになります。カード加盟店は、利用者が支払いをした後日、代金から決済手数料(加盟店手数料)を引いた金額をカード会社から受取ります。なお、日本では、決済手数料は加盟店が支払うことが法律で定められており、決済手数料(加盟店手数料)は決済額の数%が一般的です。

● カード会社

カード会社は、利用者がカード加盟店でクレジットカード決済をしたという情報が届くと、カード加盟店に代金を立替払いします。このとき、カード加盟店からカード会社に対して決済手数料(加盟店手数料)が発生するため、実際には代金から決済手数料を差し引いた金額をカード加盟店に支払います。

■ クレジットカードの新しいご利用方法の仕組み

新型コロナウイルス感染症の影響もあり、非接触型のキャッシュレス決済が日常的になりました。特に近年では「タッチ決済」「スマホ決済」などのご利用方法も普及し、利用者が拡大しています。それぞれの特徴と仕組みを解説します。

● タッチ決済

タッチ決済とは、VisaやMastercardなどの国際ブランドが展開している、非接触型のご利用方法です。従来のクレジットカード決済は、決済端末へのカードの「スワイプ」や「差し込み」が主流で、「暗証番号の入力」「署名」などの手間がありました。しかしタッチ決済では、これらの手間が不要です。タッチ決済専用端末にクレジットカードをかざすだけなので、決済がスピーディに完了します。特にコロナ禍においては、感染予防対策として注目されました。

ただし、タッチ決済にもデメリットがあります。まず、タッチ決済専用端末を設置済みのショップでしか使用できません。コンビニエンスストアやスーパーでは設置が進んでいますが、地方の個人商店などではまだまだ設置が進んでいないのが現状です。タッチ決済がご利用できるショップには利用可をお知らせするWi-Fiに似たマークがあるので、事前に確認が必要です。

次に、タッチ決済には決済額の上限があり、決済額が1万円(税込)を超えた場合は通常のクレジットカード決済と同様に暗証番号の入力や署名を求められることがあります。タッチ決済の利便性が失われるため、タッチ決済のご利用は、あくまでも少額のお買い物時に限定した方がよいでしょう。

● スマホ決済

スマホ決済とは、スマホを利用して支払いするご利用方法のひとつです。スマホ決済の大きなメリットは、ポイントがたまりやすいことです。サービスにもよりますが、一般的なクレジットカードやポイントサービスより、還元率が高めに設定されていることが多いようです。

クレジットカードを使ったスマホ決済には、「非接触型ICサービス」と「QRコード決済」の2種類があります。

非接触型ICサービスでは、スマホの決済専用アプリにクレジットカードの情報をご登録し、スマホに内蔵されている非接触型ICを利用して決済を行います。スマホを店頭の専用端末にかざすだけで決済が完了し、スマホ側でアプリを立ち上げる必要もありません。非接触型ICサービスには、Apple PayとGoogle Payなどがあります。

QRコード決済では、スマホの決済専用アプリでお支払い用のQRコードを表示させるか、店舗指定のQRコードをスマホで読み取って決済します。アプリとクレジットカードとの連携で決済され、決済時にはアプリを立ち上げる必要があります。QRコード決済には、PayPayやLINE pay、楽天ペイなどがあります。

■ クレジットカードの便利なポイント

クレジットカードの仕組みについて、これまで解説してきました。

クレジットカードは後払いで商品を購入できるほかにも、利用者にうれしいポイントがありますので、ご紹介します!

● キャッシュレスで便利にお買い物ができる!

クレジットカードを持っていれば現金を持ち歩いたり、現金をおろしたりする必要がなく、便利にお買い物ができます。

とはいえ、クレジットカードのセキュリティが心配な方もいらっしゃると思います。

イオンカードでは、カードの不正利用などの被害に遭わないために、安心・安全な機能や、カードを紛失してしまった際のもしものときのサービスがあるので、安心してカードをご利用いただけます。

● ポイント還元や特典がご利用できておトク!

クレジットカードでは、ご利用額に応じてポイントが還元されます。

そのため同じ商品でも、現金で支払うよりクレジットカードで支払った方がおトクに商品を購入できることになります。

そのほかにもクレジットカードでは、カード会社の系列店での割引特典や、各種保険の付帯などの便利な特典・サービスがご利用できることが多いです。

● 海外でも便利に使える!

クレジットカードは加盟店であれば海外でもご利用できます。

そのため、現地通貨を持ち歩く必要がなく、海外でも便利にご利用できます。

また、クレジットカードで現地通貨を引き出せるキャッシングサービスや、海外旅行保険など、海外で役立つサービスが付帯しているカードもあります。

■ クレジットカードでエラーが出ているときは何が起こっている?

クレジットカード決済時に突然エラーが出てしまい、お支払いができなくなって困った経験がある方は、少なからずいると思います。以下で、エラーが出てしまう理由について解説します。

● 月のご利用限度額を超えた

クレジットカードにご設定された月のご利用限度額を超えてお買い物をした場合、エラーが出てしまう理由となります。この場合、次のクレジットカードの引落とし日まで待つ、ご利用限度額をアップする、先に入金を済ませるなどの方法で対処が可能です。

● クレジットカード本体の破損

クレジットカード決済では、クレジットカードの磁気ストライプやICチップから個人情報を読み取って決済を行います。そのため、磁気ストライプやICチップの破損時はエラーが出てしまい、クレジットカードが使えなくなります。カード会社にクレジットカードの再発行を依頼しましょう。

● クレジットカードの引落としができていない

口座の残高不足などでクレジットカードの引落としが不可能な場合、クレジットカードのご利用が一時的に停止されて、エラーの原因となります。該当のお支払いを済ませることでクレジットカードが復活します。

● 有効期限切れ

クレジットカードには有効期限があり、有効期限が切れたクレジットカードは使用できないのでエラーが出ます。クレジットカードは自動更新で、通常は期限切れになる前に新しいクレジットカードが郵送などで送られてきます。送られてこない場合はカード会社に確認してください。

● ショップの決済端末の不具合

ショップに設置されている決済端末が不具合を起こしている場合、クレジットカードが使用できず、エラーとなります。ほかの決済方法でお支払いを済ませるか、商品・サービスの購入を一時保留するしかありません。

■ おすすめのイオンカードをご紹介!

イオンカードは、どの国際ブランドでもタッチ決済が可能なほか、イオンカードをApple Payに追加すれば、電子マネー「iD」がご利用できるショップでスマホ決済が可能です。また、2022年10月には、イオンカード公式アプリ「イオンウォレット」に、イオン独自のコード決済「AEON Pay」(イオンペイ)機能を搭載。これにより、AEON Pay加盟店でのお支払いがさらにスムーズになりました。

さらにイオングループ店舗でのお買い物がポイント倍付・特定日割引をはじめ、特典も満載です。ただ、カードのラインナップが約50種類もあるため、どのカードを作ればいいか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。

ここからは、どんな方にもおすすめのイオンカードをご紹介します!

● イオンカードセレクト

イオンカードセレクト

年会費 無料
国際ブランド Visa/Mastercard/JCB
種類・機能 クレジット/WAON/キャッシュカード
たまるポイント WAON POINT/電子マネーWAONポイント
利用可能サービス 家族カード/ETCカード/Apple Pay/イオンiD/AEON Pay

イオンカードセレクトはクレジット機能と電子マネーWAON機能、イオン銀行キャッシュカード機能という3つの機能を備えているカードです。

特筆すべき点が電子マネーWAONのオートチャージ機能です。

イオンカードセレクトでは、電子マネーWAONをイオン銀行口座から自動でWAONへ入金することができます。

オートチャージを行うことで200円(税込)ごとに1電子マネーWAONポイントがたまります。

オートチャージでも、電子マネーWAONでのお支払いでも200円(税込)ごとに1電子マネーWAONポイントがたまるので、ポイントがダブルでたまります。

そして、電子マネーWAONポイントは1ポイントごとに1円分の電子マネーWAONに交換してお買い物に活用することができます。

イオンカードセレクトはお申込み時に開設するイオン銀行口座のキャッシュカード機能を兼ね備えているため、イオン銀行のキャッシュカードを持ち歩く必要はなくなるので、3枚のカードを1枚にまとめられお財布がスリムになって便利です。

● イオンカード(WAON一体型)

イオンカード(WAON一体型)

年会費 無料
国際ブランド Visa/Mastercard/JCB
種類・機能 クレジット/WAON
たまるポイント WAON POINT/電子マネーWAONポイント
利用可能サービス 家族カード/ETCカード/Apple Pay/イオンiD/AEON Pay

イオンカード(WAON一体型)はクレジット機能と電子マネーWAON機能が付帯されているカードです。

カードお申込み後、審査時間にもよりますが最短5分でイオンカード公式アプリ「イオンウォレット」にカード情報を受取れるサービスもあるため、すぐにお買い物にご利用いただけます。

詳しくは「即時発行」をご覧ください。

■ クレジットカードの仕組みを把握して上手に活用しよう

普段何気なくご利用しているクレジットカードも、クレジットカードの仕組みを把握することで、クレジットカードをいつ、どんな方法でご利用すればよいのか見えてきます。また、万が一のトラブル時でも、トラブルのパターンと対処法を理解していれば、安心してクレジットカードで商品・サービスを購入できるのではないでしょうか。

サービスが充実しているイオンカードは、日常使いにもぴったりのカードです。最新の決済サービスにも対応しているため、使えるシーンも増えました。当記事でご紹介したイオンカードはどんな方にもおすすめできるカードです。ぜひイオンカードのお申込みをご検討ください。

※カード発行には所定の審査がございます。
※当記事は2023年5月時点の情報となります。

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