2024/01/19
クレジットカードには、さまざまな支払い方法があります。自身の都合に合わせて支払い方法を選べば、無理なくお買い物を楽しむことができるでしょう。ただし、カード会社ごとに定められた支払日に口座の残高が不足していると、クレジットカードの利用ができなくなることも…。では、万が一クレジットカードの支払いが間に合わなかったときには、どうすればよいのでしょうか。
当記事では、クレジットカードの支払い方法の種類や、口座残高が不足していて支払いが間に合わなかった場合の対処法について解説します。
目次
クレジットカードは、利用した代金が口座から後日引落としされる、後払いの仕組みとなっています。1ヵ月の利用額が集計される日を「締め日」、利用代金が口座から引落としされる日のことを「支払日」といい、この締め日や支払日は、カード会社によって異なります。
クレジットカードの支払い方法には、1ヵ月間の利用代金が支払日に一括で引落としされる「1回払い」の他にも、さまざまな種類があります。ここからはどのような支払い方法があるのかそれぞれ見ていきましょう。
1回払いは「一括払い」とも呼ばれ、クレジットカード払いの基本となる支払い方法です。毎月の締め日に集計された利用代金が、翌月の支払日に一括で引落としされます。手数料はかかりません。
2回払いは、商品などの購入代金を2回に分けて支払う方法です。たとえば10万円の商品を購入した場合は、翌月の支払日に5万円、翌々月の支払日に残りの5万円が引落としされます。1回払いと同様に手数料はかかりません。
分割払いは、商品などの購入代金を3回以上の回数に分割して支払う方法です。24回や36回、60回など、カード会社によって支払い回数が定められており、選択した支払い回数に応じて所定の手数料がかかります。
なお、カード会社によっては、分割払いの設定をしながらボーナス時期に支払い金額を増やす「ボーナス併用分割払い」を利用できることもあります。
リボ払い(リボルビング払い)は、あらかじめ月々の支払い金額を決めておき、毎月の支払額をほぼ同じ金額で支払う方法です。利用金額の残高に応じて、所定の手数料がかかります。
たとえば、毎月の支払額を1万円に設定した場合は、利用金額や利用回数にかかわらず、月々の支払額は1万円に手数料が加算された金額となります。一度に大きな出費とならず毎月の負担を一定にできる一方で、高額商品を購入した場合などは支払い完了までの期間が長くなる傾向があるため注意が必要です。
ボーナス一括払いは、夏または冬のボーナス時期に、利用代金を一括で支払う方法です。支払日はカード会社によって異なりますが、夏は7月から8月、冬は12月から翌年1月頃に設定されていることが一般的です。ボーナス一括払いも手数料は発生しません。
ボーナス2回払いは、利用代金を、夏と冬のボーナス時期に分けて半額ずつ支払う方法です。ボーナス2回払いには、所定の手数料がかかります。また、ボーナス2回払いには対応していないカード会社もあります。
クレジットカードの支払日に口座残高が不足していると、引落としができずに支払い遅延となり、カード会社ごとに定められている利率で遅延損害金が発生します。この遅延損害金とは、支払いが完了するまで日割りで加算されるものです。
なお、クレジットカードの利用履歴は「クレジットヒストリー」と呼ばれ、信用情報機関に記録されます。クレジットカードの支払いが間に合わないと、クレジットヒストリーに遅延が登録され、ローンの申込みや新しくクレジットカードを作るときの審査に悪影響をおよぼす可能性も。さらに支払い遅延が続くと、クレジットカードが利用できなくなり、そのタイミングはカード会社によって異なりますが、早ければ支払日の翌日から利用停止になることもあります。
このような事態に陥らないためにも、クレジットカードの支払日と利用金額をしっかりと確認し、支払い遅延を起こさないようにしましょう。
支払い遅延にならないように注意していても、残高不足に気がつかず、クレジットカードの支払いが間に合わないことがあるかもしれません。もしクレジットカードの支払いが間に合わなかった場合は、どのように対処すればよいのでしょうか。
クレジットカードの利用代金が引落としされるのは、基本的には支払日のみです。しかし、クレジットカードによっては、残高不足で所定の支払日に引落としができなかった場合、再引落としが行われることがあります。
イオンカードでは、引落口座がイオン銀行に設定されていれば、再引落としが行われます。毎月2日(金融機関休業日の場合は翌営業日)の支払日にご指定の口座からお引落としができなかった場合、10日の23時59分まで再引落としが行われます。ただし、土日祝など金融機関休業日には再引落としは行われませんのでご注意ください。
※2024年2月より再引落とし日が変更になりました。
このように再引落としに対応しているクレジットカードであれば、支払日に残高不足だったとしても、すぐに入金すれば対処してもらえることがあります。
再引落としが行われない場合や、再引落とし日にも支払いができなかった場合には、カード会社が指定する方法で支払いをします。主な再支払い方法は、銀行振込またはコンビニ払いです。
銀行振込の場合は、カード会社が定める期日までに指定の口座に振込みを行います。また、コンビニ払いは、カード会社から届く払込依頼書で支払いをします。これらの振込手数料はお客さまの負担となります。
ここまで、6種類の支払い方法をご紹介しましたが、基本的にはどの支払い方法でもカード会社によって設定されている日に引落としが行われます。
利用代金の引落とし日はカード会社や利用するクレジットカードによってさまざまです。
一般的に、引落とし前にメールや郵送、ホームページやアプリにて明細や請求額を確認することができます。
イオンカードではショッピング・キャッシングご利用分ともに毎月10日を締め日とし、当月17日〜20日頃に請求額ご案内メールをお届けします。
※紙のご請求明細書兼ご利用明細書をご希望されている場合、毎月10日の締め後、当月20日〜26日頃にご登録住所へ郵送いたします。
ご請求額は翌月2日(金融機関休業日の場合は翌営業日)にご指定の口座より引落としとなります。
カード利用前に利用するクレジットカードの引落とし日を確認し、引落とし日までに口座残高が支払い金額以上になるようにしておきましょう。
年会費 | 無料 |
---|---|
国際ブランド | Visa/Mastercard/JCB |
種類・機能 | クレジット/WAON/キャッシュカード |
たまるポイント | WAON POINT/電子マネーWAONポイント |
ご利用可能サービス | AEON Pay/Apple Pay/イオンiD/家族カード/ETCカード |
再引落としが可能なクレジットカードをお探しなら、「イオンカードセレクト」がおすすめです。
イオンカードセレクトは、クレジットカード・キャッシュカード・電子マネーWAONの特典・機能が1枚となった、入会金・年会費無料のカードです。イオン銀行口座のキャッシュカード機能を兼ね備えているため、クレジットカードとキャッシュカードを同時に持ち歩く必要がありません。ご利用金額200円(税込)ごとに1WAON POINTがたまるうえ、イオングループの対象店舗なら、お支払い200円(税込)ごとに2WAON POINTと、ポイント還元率が倍にアップ。さらに、イオン銀行口座からのWAONオートチャージ200円ごとに1ポイント、電子マネーWAONのご利用200円(税込)ごとに1電子マネーWAONポイントと、電子マネーWAONポイントとWAON POINTの両方をためられます。ただし、イオン銀行口座残高からのチャージは、 1日1回のご利用となります。
イオンカードセレクトのお支払い方法は、「1回払い」「2回払い」「リボ払い」「分割払い」「ボーナス一括払い」「ボーナス2回払い」とさまざまな種類があり、ご都合に合わせてお選びいただけます。また、万が一お引落としが間に合わなかった場合は再引落としがかかるため、安心して便利にお使いいただけるのが特徴です。
クレジットカードには、1回払いや2回払い、分割払い、リボ払いのほか、ボーナス一括または2回払いといったさまざまな支払い方法があります。普段のお買い物は1回払い、高額な商品を購入したときは分割払いやボーナス払い、といったようにお客さまの都合に合わせて支払い方法を選ぶことで、お買い物がもっと便利になるでしょう。ただし、支払い方法によっては手数料がかかる場合があるため注意が必要です。毎月の支払い額をきちんと把握し、計画的にクレジットカードを利用するようにしましょう。
※カード発行には所定の審査がございます。
※当記事は2023年7月時点の情報となります。