2023/04/20
「クレジットカードのセキュリティコードって何?」
「セキュリティコードはどこに記載されているの?」
上記のような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
当記事では、セキュリティコードの使い方や取り扱いの注意点についてご紹介します!
目次
クレジットカードには、14〜16桁のカード番号とは別にセキュリティコードが記載されています。
セキュリティコードが必要な理由や種類について解説します。
セキュリティコードとは、クレジットカードを安全に利用するために必要な番号です。
クレジットカードのブランドによって、記載位置や桁数が異なりますが、多くのセキュリティコードは3桁です。
実店舗でクレジットカード決済をするときは、セキュリティコードが必要な場面はほとんどありません。
一方で、ネットショッピングなどでクレジットカード決済をする場合、セキュリティコードの入力を求められることがあります。
その理由は、セキュリティコードを入力することが、クレジットカードを所有している本人がお買い物をしているという証明になるからです。
また、クレジットカードから情報を抜き取って不正利用されてしまうスキミングという犯罪があります。
セキュリティコードはクレジットカードの内部データには含まれないため、犯罪の被害防止にも役立ちます。
セキュリティコードには、CVCとCVVという2つの呼び方があり、クレジットカードのブランドによって異なります。
まず、CVCはMastercardにおけるセキュリティコードの呼び方で、正式名称は「Card Verification Code」です。
そして、Visaのセキュリティコードは、「Card Verification Value」を略したCVVと呼ばれています。
両者に含まれている「Verification」は、日本語で「確認・立証」を意味します。
さらに、CVCは「CVC1」と「CVC2」、CVVは「CVV1」と「CVV2」のそれぞれ2種類に分けられ、下記のような違いがあります。
名称 | 内容 |
---|---|
CVC1・CVV1 |
・クレジットカードの磁気ストライプに組み込まれている暗号 ・主に実店舗などの対面取引で利用される |
CVC2・CVV2 |
・一般的なセキュリティコードと同じ ・ネットショッピングなどの決済で、クレジットカードの不正利用を防止する目的がある |
なお、JCBには、CVCやCVVという特別な名称はなく、そのままセキュリティコードと呼びます。
クレジットカードのセキュリティコードは、どこに記載されているのでしょうか。
ブランドごとの記載場所についてご紹介します。
JCBのセキュリティコードは、クレジットカードの裏面にある署名欄の右上に記載されています。
JCBの場合はセキュリティコード単体ではなく、クレジットカード番号の末尾4桁の後に3桁のセキュリティコードが続いています。
セキュリティコードを使用する際は、末尾の3桁を入力しましょう。
Visaのセキュリティコードは、クレジットカードの裏面にある署名欄の右上に記載されています。
基本的には3桁の番号ですが、4桁以上の数字が記載されている場合もあります。
数字が4桁以上であっても、セキュリティコードとして機能するのは末尾の3桁です。
Mastercardのセキュリティコードの記載場所も、クレジットカードの裏面にある署名欄の右上です。
基本的には3桁のセキュリティコードが記載されていますが、7桁の数字が並んでいるケースもあります。
その場合は末尾の3桁がセキュリティコードです。
セキュリティコードを使う場面として代表的なのが、ネットショッピングでクレジットカード決済をするときです。
実店舗でのお買い物とは違い、ネット上のやり取りでは相手の顔がわかりません。
そのため、決済のときにセキュリティコードを入力し、本人がクレジットカードを使っていることを証明する必要があるのです。
ネットショッピングでクレジットカード決済を選択すると、カード番号や有効期限のほかに、セキュリティコードの入力を求められることが多くあります。
その場合はセキュリティコードを入力しなければお買い物ができませんので、クレジットカードを確認して入力しましょう。
クレジットカードの安全を守るセキュリティコードは、他人に知られないよう注意が必要です。
セキュリティコードの取り扱いの注意点について、詳しく解説します。
セキュリティコードの主な役割は、クレジットカードの不正利用を防止することです。
他人にセキュリティコードを教えたり、メモや写真に残したりすると、第三者に情報が漏れてしまう危険性があります。
もし、セキュリティコードを他人に知られてしまった場合は、カード会社に再発行を依頼すると良いでしょう。
セキュリティコードのみを再発行したい場合でも、クレジットカードの番号を変更する必要はありません。
スマートフォンにクレジットカードを連動させている方は、新しいセキュリティコードを入力し直しましょう。
セキュリティコードは、クレジットカードの所有者であれば簡単に確認できます。
セキュリティコードを何度も間違えてしまうと、不正利用を疑われてクレジットカードの利用が停止されてしまう可能性があります。
クレジットカードの利用を再開するにはカード会社に連絡する必要があるため、間違えないように確認しましょう。
セキュリティコードはクレジットカードに記載されているため、忘れても確認することができます。
数字がかすれてしまったなどの理由でセキュリティコードが確認できない場合は、カード会社に問い合わせましょう。
また、ほとんどのクレジットカードにはセキュリティコードが記載されていますが、発行年月や種類によっては確認できないものもあります。
クレジットカード券面でセキュリティコードを確認できない場合も、カード会社にご連絡ください。
クレジットカードを紛失して再発行したときや、有効期限が切れて新しいカードが届いたときには、セキュリティコードも変更されます。
セキュリティコードは、クレジットカードの番号や有効期限などの情報をもとに暗号化して作られているため、同じ番号は使えないのです。
セキュリティコードを暗記している方は、間違えないように注意しましょう。
悪質なネットショップなどでクレジットカード決済を利用した場合、個人情報が漏洩する可能性はあるのでしょうか。
詐欺の例や、クレジットカードが不正利用された際の補償制度について解説します。
クレジットカードの情報だけで個人が特定される可能性は低いですが、カード番号やセキュリティコードを知られてしまうと、不正利用される恐れがあります。
セキュリティコードがわかれば、第三者が名義人になりすましてクレジットカードを不正利用することができるため、怪しいサイトには注意が必要です。
特に、メールで偽のホームページに誘導し、個人情報やクレジットカードの情報を盗み出す「フィッシング詐欺」が増えています。
フィッシング詐欺の他にも、商品を注文しても届かないネットショッピング詐欺などもあります。
身に覚えがないご利用明細を発見した場合は、すぐにカード会社に連絡しましょう。
多くのカード会社では、クレジットカードが不正利用された際の補償制度を設けています。
イオンカードが不正利用されてしまった場合、下記の流れで補償のお手続きが可能です。
詳しい適用条件やお問合せ先については、こちら「不正利用の補償」をご覧ください。
セキュリティコードの役割や、取り扱いの注意点について解説してきました。
そこで、セキュリティ面を重視したい方におすすめしたいのが、イオンカードです。
2022年11月1日にデザインを一新した「イオンカードセレクト」と「イオンカード(WAON一体型)」は、氏名やカード番号、セキュリティコードなどの情報が全て裏面に記載されています。
全ての情報をカードの裏面に記載することで、第三者に情報を見られることを防ぎ、安全・安心にご利用いただけます。
そこで、種類が豊富なイオンカードの中から、おすすめのカードをご紹介します!
年会費 | 無料 |
---|---|
国際ブランド | Visa/Mastercard/JCB |
種類・機能 | クレジット/WAON/キャッシュカード |
たまるポイント | WAON POINT/電子マネーWAONポイント |
利用可能サービス | AEON Pay/Apple Pay/イオンiD/家族カード/ETCカード |
イオンカードセレクトはクレジットカード・キャッシュカード・電子マネーWAONの特典・機能が1枚となったカードです。
特筆すべき点が電子マネーWAONのオートチャージ機能です。
イオンカードセレクトでは、電子マネーWAONをイオン銀行口座からオートチャージすることができます。
オートチャージとは、お支払い後の電子マネーWAON残高が設定金額未満になると、事前に設定した金額がチャージ(入金)される仕組みです。
利用するには、事前の「オートチャージ申請」が必要です。
オートチャージを行うことで200円ごとに1ポイント、電子マネーWAONのご利用200円(税込)ごとに1ポイントと、ダブルでおトクにたまります。
そして、電子マネーWAONポイントは1ポイントごとに1円分の電子マネーWAONに交換してお買い物に活用することができます。
イオンカードセレクトはお申込み時に開設するイオン銀行口座のキャッシュカード機能を兼ね備えているため、イオン銀行のキャッシュカードと合わせて持ち歩く必要がなくなり、お財布がスリムになって便利です。
年会費 | 無料 |
---|---|
国際ブランド | Visa/Mastercard/JCB |
種類・機能 | クレジット/WAON |
たまるポイント | WAON POINT/電子マネーWAONポイント |
利用可能サービス | AEON Pay/Apple Pay/イオンiD/家族カード/ETCカード |
イオンカード(WAON一体型)はクレジット機能と電子マネーWAON機能が付帯されているカードです。
このカードの特徴として、カードお申込み後、最短5分でイオンカード公式アプリ「イオンウォレット」にカード情報を受け取れるサービスもあるため、すぐにお買い物にご利用いただけます。
詳しくは「即時発行」をご覧ください。
当記事では、クレジットカードのセキュリティコードの役割や注意点についてご紹介しました。
セキュリティコードは、クレジットカードの名義人が利用していることを証明する重要な番号です。
この機会にぜひ、安全・安心にご利用いただけるイオンカードをお申込みください。
※カード発行には所定の審査がございます。
※当記事は2023年4月時点の情報となります。