公開日:2024/09/02
クレジットカードを利用する際にはいくつかの手数料や利息が発生することがあります。クレジットカードを賢く利用するためにも、手数料や利息について理解しておくことが重要です。
当記事では、クレジットカードの手数料や利息の概要、お店がクレジットカード決済を導入するメリットのほか、クレジットカードの手数料や利息を抑えておトクに利用する方法について解説します。
クレジットカードの手数料とは、クレジットカードの利用者や加盟店が、カード会社のサービスを受けるために支払うお金のことです。
お店がクレジットカード決済を導入する際には必ず手数料を支払いますが、利用者がクレジットカードで支払う際は、支払い方法によっては手数料が発生しない場合もあります。
クレジットカードの利用者が負担する手数料には、リボ払い手数料、分割払い手数料、キャッシング手数料、海外利用手数料などがあります。
カード利用者が負担する、クレジットカードに関連する手数料や利息には、どのようなものがあるのでしょうか。以下で手数料や利息がかかる主なケースについて説明します。
クレジットカード決済でリボ払い、3回払い以上の分割払い、ボーナス2回払いを選択した場合、利用額や利用残高に応じて手数料がかかります。手数料の利率はカード会社やクレジットカードの種類によって異なります。
想定外の手数料がかかることを防ぐためにも、リボ払い、3回払い以上の分割払い、ボーナス2回払いを利用する際は、あらかじめ手数料を確認しておきましょう。
なお、1回払い(一括払い)や2回払いでは手数料は発生しません。手数料を抑えたい方は、1回払い(一括払い)や2回払いを選択するのがおすすめです。
クレジットカードで現金を借りることができるキャッシングでは、ATM利用手数料がかかる場合があります。
また、キャッシングで借りたお金の返済方法には1回払いとリボ払いがあり、1回払いでも利息が発生します。無理なく返済できるよう計画的に利用しましょう。
海外でのお買い物でクレジットカード決済をした場合、「マークアップフィー」という海外利用手数料が発生することがあります。その国の通貨を円に換算する際に、クレジットカードのブランドにより異なる換算のレートが適用され、そのコストとして手数料が加算されます。
自動車税などの各種税金をクレジットカードで支払うと、決済手数料がかかります。
国税クレジットカードお支払いサイトでは、決済手数料の試算ができますので、確認してみてください。
税金のクレジットカード払いは手数料がかかるものの、クレジットカードの会社独自のポイントがたまるといったメリットがあります。ポイントをためれば、日常のお買い物もおトクに楽しむことができるでしょう。
口座の残高不足などの理由でクレジットカードの支払いが遅れると、遅延損害金が発生する可能性があります。遅延損害金は、支払日を過ぎてから実際に支払いが完了するまでの期間に対して発生する利息です。支払いが遅れないよう引落とし口座の残高を確認し、計画的に利用することが重要です。
利用者だけでなく、クレジットカード決済を導入している加盟店(販売店)が負担する手数料もあります。
クレジットカードは利用者、加盟店(販売店)、クレジットカード会社の三者間で成り立っており、その関係は以下のとおりです。
ここでは、加盟店(販売店)とクレジットカード会社の関係に焦点を合わせて、加盟店(販売店)が手数料を負担してもクレジットカード決済を導入するメリットについて説明します。
加盟店(販売店)は、クレジットカード決済を導入するメリットは、購入単価が上がり、お店の売上につながる可能性があることです。
「買おうかな」と思ったものの、財布の中に現金がなく「今日はやめておこう」という経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。クレジットカード決済を導入することで、利用者の購買行動が手持ちの現金に左右されにくくなります。
クレジットカード決済を導入すると、現金管理の手間が大幅に軽減できることもメリットです。これにより、両替やレジ締めの業務負担が減り、店舗運営の効率化や人件費の削減が期待できます。
クレジットカード払いを利用しようとしたら、お店側に「手数料を上乗せします」と言われた経験がある方もいらっしゃるかもしれません。クレジットカード会社の規約では、お店側がカード利用者に手数料を負担させるのは違反としています。
もし手数料を支払ってしまったら、そのお店の行為をカード会社に報告しましょう。カード会社はこのような規約違反に対して、厳しい対応をとる場合があります。
クレジットカードに関連する手数料をできるだけ抑えたいなら、支払い方法は1回払い(一括払い)か2回払いを選びましょう。
多くの場合、クレジットカード決済でリボ払いや3回以上の分割払い、ボーナス2回払いを選択すると手数料がかかりますが、1回払い(一括払い)と2回払いでは手数料が無料です。
ただし、2回払いについては対応していないお店もあります。特にネットショップでは対応していないところが多いため、注意が必要です。
3回以上の分割払いを選択する場合は、ご利用金額に分割払いの手数料が上乗せされます。イオンカードの分割払いでは、お支払い回数を3〜60回の間で指定できます。
たとえば、イオンカードの分割払いで、お支払い回数を10回にした場合の手数料の利率は、下記の表に基づきます。
お支払い回数 | 10回 |
---|---|
お支払い期間 | 10カ月 |
分割払い手数料率 | 12.04% |
ご利用金額100円あたりの手数料 | 5.6円 |
なお、10万円のお買い物で10回の分割払い(頭金なし)をした場合の支払い例は、下記のとおりです。
分割手数料 | 100,000円×(5.6/100円)=5,600円 |
---|---|
お支払い総額 | 100,000円+5,600円=105,600円 |
分割支払い金 | 105,600円÷10回=10,560円 |
そのほかのお支払い回数の手数料の利率、利用金額や回数に合わせたシミュレーションについては、こちら「分割払いのご案内」をご覧ください。
一般的なクレジットカードと同様に、イオンカードの1回払い(一括払い)、2回払いも手数料がかかりません。また、イオンカードは1回払いが多い食材や日用品のお買い物にもおすすめです。
約50種類以上のイオンカードの中からおすすめのカードをご紹介します。
年会費 | 無料 |
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国際ブランド |
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種類・機能 | キャッシュカード/クレジット/WAON |
たまるポイント | WAON POINT/電子マネーWAONポイント |
ご利用可能サービス | AEON Pay/Apple Pay/イオンiD/家族カード/ETCカード |
イオンカードセレクトは、イオン銀行のキャッシュカード・クレジットカード・電子マネーWAONの機能や特典が1枚になった、入会金・年会費無料のカードです。ご利用金額200円(税込)ごとに1WAON POINTがたまり、イオングループの対象店舗なら、お支払い200円(税込)ごとに2WAON POINTが進呈され、基本の2倍たまります。
年会費 | 無料 |
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国際ブランド |
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種類・機能 | クレジット/WAON |
たまるポイント | WAON POINT/電子マネーWAONポイント |
ご利用可能サービス | AEON Pay/Apple Pay/イオンiD/家族カード/ETCカード |
イオンカード(WAON一体型)は、クレジットカードに電子マネーWAONが付帯しているカードです。
発行方法を選択する際、当日からご利用いただける「即時発行」を選ぶと、ネットショッピングやiD決済ですぐにお買い物に利用できるようになります。
ぜひこの機会に、普段使いしやすいイオンカードにお申込みください。