2023/06/08
クレジットカードは、カードごとに有効期限が設けられており、有効期限を過ぎるとご利用ができなくなります。では、クレジットカードの有効期限が切れる前に、何か手続きが必要なのでしょうか。
当記事では、クレジットカードに有効期限がある理由や、更新時期に知っておきたい注意点について解説します。
目次
クレジットカードの有効期限とは、そのクレジットカードがご利用できる期間のことです。この有効期限は、クレジットカード会社やそのカードの種類によって異なります。まずは、一般的なクレジットカードの有効期限の設定と確認方法について見ていきましょう。
有効期限の設定年数は、発行から4〜6年程度です。ただし、新規にクレジットカードを発行した場合は、有効期限が1年というケースもあります。有効期限は1ヵ月単位で設定されており、期限当月の末日までご利用が可能です。
一般的にクレジットカードの契約は自動更新となっており、有効期限を迎える前に新しいクレジットカードがカード会社から手元に届きます。そのため、基本的には更新手続きは不要です。
クレジットカードの有効期限は、カードの表面または裏面に印字されています。「月/年」の順番で表示されており、左側の数字が月を、右側の数字が西暦の下2ケタを表します。たとえば、「04/24」と印字されていれば、2024年4月末日が有効期限です。なお、有効期限の月と年を区切る記号は、スラッシュ(/)のほかハイフン(-)の場合もあります。
また、クレジットカードの券面にカード情報の表記がないナンバーレスカードでは、有効期限の印字がないため、カード会員専用サイトやアプリなどで有効期限を確認しましょう。
クレジットカードのご利用者のなかには、「有効期限はなぜあるの?」と考える方もいるかもしれません。クレジットカードの有効期限が必要な理由には、主に次のようなものがあります。
クレジットカードの有効期限が必要な理由としては、不正利用対策が挙げられます。有効期限を設け、新しいクレジットカードに切り替えることで、最新のセキュリティ機能を備えたものをご利用できるようになり、ネットショッピングなどでの不正利用のリスクを低下させることにつながるのです。
経年劣化の防止もクレジットカードの有効期限が必要な理由のひとつです。多くのクレジットカードはプラスチック製のため、どうしても経年劣化は避けられません。磁気テープやICチップが劣化したり破損したりすると、クレジットカードを正しくご利用できなくなる可能性もあります。クレジットカードに有効期限を設けることで、一定期間で新しいカードに交換することができるのです。
一般的には、クレジットカードの有効期限が近づくと、クレジットカード会社から新しい有効期限が印字されたクレジットカードが手元に届きます。では、これまで使っていたクレジットカードはどうすればよいのでしょうか。
たとえ有効期限が切れていても、クレジットカード番号や名義人などの情報が第三者に漏れると、不正利用されてしまうリスクがあります。新しいクレジットカードは届いた日からご利用いただけるため、これまで使用していたカードは不要になります。しかし有効期限切れのクレジットカードをいつまでも放置したり、そのままゴミ箱に捨てたりすることは避けましょう。
有効期限が切れたクレジットカードは、カード番号や氏名をはじめ、セキュリティコードや署名欄も、判別できないようにハサミやシュレッダーで細かくカットしてください。個人情報が保存されている磁気テープやICチップも、念入りに裁断することが大切です。
また、裁断したクレジットカードをゴミに出すときもまとめて一度に捨てず、復元されないように何回かに分けて捨てると安心です。
もし使っていないクレジットカードが手元にある場合は、有効期限を確認した上で、更新前に解約を検討するのもおすすめです。前述のとおり、クレジットカードの契約は基本的に自動更新です。多くの場合は、有効期限の1〜3ヵ月前に、有効期限が更新された新しいカードが届きます。
クレジットカードのなかには、年会費が発生するものや、「初年度のみ年会費無料」「1年に1回以上のご利用で年会費無料」といった条件付きの場合もあります。そのようなクレジットカードを使わないまま更新を繰り返していると、年会費が無駄にかかることもあるかもしれません。
クレジットカードを適切に管理するためにも、更新時期を機会に使う予定のないクレジットカードは解約を検討するなど、使い方の見直しをしましょう。
クレジットカードの更新時期は、次のような点に注意が必要です。クレジットカードを安心して使うために、必ず確認しておきましょう。
引越しをしてご住所が変わった場合は、クレジットカード会社に住所変更の手続きが必要です。住所変更をしないままクレジットカードの有効期限が近づいてしまうと、前の住所に新しいクレジットカードが届いてしまい、トラブルにつながる可能性があります。
また、結婚などで姓が変わった場合も同様に、名義変更の手続きを行います。もしご住所やお名前に変更がある場合は、新しいクレジットカードが発行される前に手続きを済ませておきましょう。
有効期限が更新された新しいクレジットカードが届いたら、必ず契約内容を確認します。場合によっては、クレジットカードの更新によって、支払方法やご利用限度額が変わることもあるからです。カード台紙などに記載されている契約内容をよく確認し、ショッピング利用可能枠やキャッシング利用可能枠、締め日、支払方法などに変更がないかどうかをチェックしてください。あわせてクレジットカード本体の印字内容に誤りがないかを確認し、問題なければ署名欄にサインをします。なお、署名欄が設けられていないサインパネルレスカードの場合、署名は不要です。
クレジットカードが更新されると、有効期限の日付が変わります。クレジットカード払いに設定しているサービスがある場合は、忘れずにご登録情報の更新を行いましょう。
たとえば、家賃や公共料金、携帯電話代、各種保険料、サブスクリプションサービスの利用料などを、クレジットカード払いにしている場合、クレジットカード情報を更新しておかないと、もともと設定されていた有効期限を迎えたときに、支払いが停止してしまう可能性があります。
クレジットカードには有効期限があり、期限を過ぎるとそのカードのご利用はできなくなりますので、注意が必要です。
また、新しいクレジットカードへの更新時期は、使い方を見直すよい機会でもあります。お手持ちのクレジットカードの有効期限が近づいてきたら、「より便利で使いやすいクレジットカードはないだろうか?」「もっとポイントがたまりやすいおトクなカードは?」と改めて見直してみることをおすすめします。
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※当記事は2023年6月時点の情報となります。