2024/01/19
クレジットカードには「締め日」と「支払日」が設定されています。しかし、なかには、「締め日と支払日の違いがよくわからない」「クレジットカードの引落とし日はいつ?」と、疑問に思う方もいるかもしれません。締め日と支払日を正しく知っておくことで、引落とし日に残高不足で支払遅延になってしまうリスクを防げるほか、お買い物のタイミングを締め日に合わせて調整するなど、賢くクレジットカードを使いこなすことが可能です。
当記事では、クレジットカードの引落とし日や締め日、支払日の違いの他、引落とし日に残高が不足していた場合にどうなるのかを解説します。また引落とし日の残高が不安な場合の対処法についても紹介していますので、クレジットカードご活用の参考にしてみてください。
目次
クレジットカードには、それぞれ「締め日」と「支払日」が設定されています。まずは、クレジットカードの締め日と支払日の関係について確認しておきましょう。
クレジットカードは、一定期間にご利用した金額が、後日まとめて金融機関の口座から引落とされる後払いとなっています。毎月のご利用料金を集計する区切りの日を「締め日」といい、締め日を含むそれ以前の1ヵ月間のクレジットカードのご利用料金は、この日で締め切り集計されます。そして、集計された金額の引落とし日が、「支払日」です。
締め日と支払日は、クレジットカード会社やカードの種類によって異なります。たとえば、「締め日が毎月10日、支払日が翌月2日」なら、前月11日から当月10日までのクレジットカード利用料金が、翌月2日に引落とされます。
なお、締め日の時点では、支払日に引落とされる金額が確定しているとは限りません。クレジットカード加盟店の請求処理のタイミングによっては、支払いが翌月以降になる可能性もあります。実際に引落とされる金額が確定するのは、一般的に締め日より数日から10日ほど後です。
締め日の締め切り時間は、どのクレジットカード会社も同様に23時59分です。24時以降のご利用分は翌月が締め日になり、翌々月の支払日に引落としとなります。土・日・祝日であっても、この時間は変わりません。たとえばネットショッピングでクレジットカードを利用する場合は、締め日の時間にも注意しましょう。
支払日が土・日・祝日など金融機関の休業日にあたる場合は、翌営業日に口座から引落とされるのが一般的です。たとえば大型連休のように祝日が続いたときは、連休が明けた次の平日が引落とし日になります。
ただし、クレジットカードによっては、支払日が金融機関休業日の場合、引落としが前倒しになるケースもあります。支払日についてはクレジットカードの規約に記載されているため、あらかじめ確認しておくと安心です。
クレジットカードのご利用時に避けたいのは、支払日に口座残高が足りず、引落としができなくなってしまうことです。では、クレジットカードの引落とし日に残高が不足していると、どうなるのでしょうか。
残高不足で支払日に引落としができないと、クレジットカードが利用停止となり、基本的には、お支払いが確認できるまで制限されます。また、ご利用料金をお支払い後、再度ご利用が可能になるまでに数日間を要することもあるので注意が必要です。
ご利用料金の引落としができずにお支払いが遅れた場合、クレジットカード会社によっては遅延損害金を求められることがあります。遅延損害金は支払日の翌日から発生し、クレジットカード会社が定めた利率によって計算され、お支払いが遅れれば遅れるほどその金額は大きくなります。
信用情報とは、クレジットカードやローンの契約といった支払状況などに関する情報のことで、客観的な取引事実を登録した個人情報です。個人の信用情報は信用情報機関と呼ばれる組織で管理され、加盟するクレジットカード会社や金融機関に共有されます。
残高不足で支払日に引落としができないと、支払遅延の情報が信用情報に記録されることがあります。信用情報は、クレジットカード会社や金融機関が顧客の信用を判断する際の資料になるため、支払遅延の記録が残ると、クレジットカードの入会時や増枠、金融機関でのローン申込時などの審査で不利になる可能性があるので注意しましょう。
クレジットカードの支払遅延を防ぐには、知っておきたいポイントがあります。安心してクレジットカードをご利用するためにも、次の点を確認しておきましょう。
クレジットカードをご利用する上で、締め日と支払日を知っておくことはとても大切です。ご利用中のクレジットカードの締め日と支払日については、クレジットカード会社のホームページなどで確認することができます。
思っていたより出費が多くなってしまい、口座残高が不安になることもあるかもしれません。クレジットカード会社によっては、お買い物のご利用後に、リボ払いなど他の支払方法に変更できるサービスもあります。ホームページからの変更が可能な場合もあるので、指定の締め日が来る前に手続きを検討しましょう。
支払方法の変更などを検討してもお支払いが難しい場合は、支払日の前にクレジットカード会社に連絡し、相談することをおすすめします。何も対策を行わないまま遅延するのは厳禁です。お支払いが遅れそうだと分かった時点で、できるだけ早めに連絡するようにしてください。
支払遅延を起こさないためには、クレジットカード選びも大切なポイントです。イオンカードなら、安心してご利用いただける次のような理由がありますのでご紹介します。
イオンカードは、分割払いやリボ払いにも対応しています。また、カードによっては、ショッピングやキャッシングのご利用料金を、あとからリボ払いに変更することも可能です。リボ払いにご変更する場合は、イオンウォレット(イオンカード公式アプリ)または、「暮らしのマネーサイト」からログインしてお手続きすることが可能です。
また、分割払いをする際は商品購入時に任意の分割回数をお会計の際に申出る必要があります。ただし、リボ払いや分割払いには手数料が発生しますので、計画的にご利用ください。
イオンカードは、支払日が毎月2日(金融機関が休業日の場合は翌営業日)です。ただし、お引落とし口座が「イオン銀行」の場合は、支払日に残高が不足していても、3〜10日(平日のみ)に再度引落としがかかります。もし、うっかり支払日前日まで口座に入金するのを忘れてしまった場合でも、当日中にお引落とし口座としてご設定のイオン銀行口座に入金のご準備をいただければ、再引落としが可能です。
なお、3〜10日が土・日・祝日にあたる場合は、再度の引落としは行われないためご注意ください。
※2024年2月より再引落とし日が変更になりました。
年会費 | 無料 |
---|---|
国際ブランド | Visa/Mastercard/JCB |
種類・機能 | クレジット/WAON/キャッシュカード |
たまるポイント | WAON POINT/電子マネーWAONポイント |
利用可能サービス | AEON Pay/Apple Pay/イオンiD/家族カード/ETCカード |
イオンカードセレクトは、イオン銀行のキャッシュカード・クレジットカード・電子マネーWAONの機能や特典が1枚になった、入会金・年会費無料のクレジットカードです。お引落とし口座はイオン銀行となり、イオンカードセレクトをお申込みする際に、イオン銀行の口座も開設します。
クレジットカードには、一定期間のご利用料金を集計する「締め日」と、口座からご利用料金が引落とされる「支払日」があります。支払日に引落としができないとクレジットカードが使えなくなったり、信用情報に記録が残ったりしてしまう可能性もあるため、残高不足には十分注意しましょう。
イオンカードは、お買い物のあとからでもリボ払いに変更できるサービスなど、ご都合に合わせて便利にご利用いただけます。クレジットカードライフを快適にお過ごしいただくためにも、ぜひイオンカードのお申込みをご検討ください。
※カード発行には所定の審査がございます。
※当記事は2023年6月時点の情報となります。