ボーナスの上手な貯め方

ボーナスは貯蓄が本当に正解?賢く備える上手な貯め方を解説

公開日:2025/03/18

ボーナスの使い道として、貯蓄を第一選択肢に挙げる方は多いかもしれません。同時に「ボーナスを貯蓄したいけれど、なかなかうまくいかない」「ボーナスをただ貯めるだけではなく、上手に増やす方法はないだろうか」などと考えている方もいるのではないでしょうか。

当記事では、ボーナスを活用して賢く将来に備えるための方法や、ボーナスを貯蓄できない場合の対策について解説します。

■ ボーナスの平均額と使い道は?

ボーナスとは、毎月のお給料とは別に支払われる賞与のことです。ボーナスの支給時期は会社によっても異なりますが、多くは夏と冬の年2回です。支給額も会社によってさまざまですが、「ほかの人はボーナスをどれくらいもらって、どのように使っているのだろう」というのは気になるポイントではないでしょうか。さまざまなデータから、ボーナスの平均額と使い道を見てみましょう。

● ボーナスの平均額とは?

厚生労働省が実施した「毎月勤労統計調査」によれば、一人あたりのボーナスの平均支給額は、2023年年末賞与で395,647円、2024年夏季賞与で414,515円となっています。

参照

毎月勤労統計調査−令和6年9月分結果速報及び令和6年夏季賞与の結果 別ウインドウで開きます
毎月勤労統計調査−令和6年2月分結果速報及び令和5年年末賞与の結果別ウインドウで開きます

● ボーナスの使い道は貯蓄、次いでローンの返済

消費者庁が2019年7月に発表した「ゴールデンウィークの過ごし方及びボーナスの使途予定に関する意識調査」によると、ボーナスの使い道として最も多いものは「貯蓄」で29.7%、次いで「ローンの返済」が11.8%でした。

ローンの返済方法には、毎月一定額を返済する「毎月払い」のほかに、ボーナス時に毎月の返済額に上乗せする「ボーナス払い」が含まれます。ボーナス払いをご利用して、無理のない返済計画を立てている方が多いのかもしれません。

参照

[参考・6月(確報)]ゴールデンウィークの過ごし方及びボーナスの使途予定に関する意識調査結果(消費者庁) 別ウインドウで開きます

■ 年代別平均貯蓄額は?

ボーナスを貯蓄する方が多いことはわかりましたが、実際にどれくらい貯蓄している方が多いのでしょうか。金融広報中央員会「家計の金融行動に関する世論調査(2024年)」によると、 金融資産を保有していない世帯を含めた預貯金の全国平均は582万円でした。

年代別では、以下のとおりです。

■世帯主の年齢別預貯金

年代 預貯金額(平均値)
20代 132万円
30代 349万円
40代 402万円
50代 468万円
60代 811万円
70代 853万円

自身の年代の貯蓄額を参考にしたうえで、貯蓄額が足りないと感じた方は、将来に備えて貯蓄の方法を見直してみた方がいいかもしれません。

参照

家計の金融行動に関する世論調査 2024年 | J-FLEC 金融経済教育推進機別ウインドウで開きます

■ ボーナスが貯蓄できない人はどうすればいい?

ボーナスを貯蓄したいと思っても、レジャーやお買い物などに使ってしまい、「毎回気づくとボーナスがなくなっている」という方もいるかもしれません。また、お勤め先の業績や給与体系などによって「そもそもボーナスが出ない」という方もいるでしょう。では、ボーナスが貯蓄できない人は、どのような対策をすればいいのでしょうか。

● ボーナスの使い方を具体的に考える

ボーナスが支給されると気が大きくなり、ついほしいものを衝動買いしてしまいがちです。ボーナスのうち、どれくらいを貯蓄するか、何にいくら使うかをしっかり計画し、無駄遣いをしないように気をつけましょう。

また、なかには「普段のやりくりがうまくいかず、生活費の補填でボーナスが消えてしまう」というケースもあるかもしれません。まとまったお金が入ってくるボーナス時期は、毎月支払っている固定費を見直すチャンスです。たとえば、家賃や公共料金、携帯電話料金などの固定費を、口座引落としからクレジットカード払いに変更するだけでも、ご利用料金に応じたポイントがついておトクになります。

● ボーナスが支給されない人は貯蓄システムを作る

ボーナスは、働く人のすべてに支給されるものではありません。前述した消費者庁の調査でも、ボーナスの使い道の1位は「貯蓄(29.7%)」でしたが、それを上回る35.5%が「ボーナスはなし」という回答でした。

ボーナスが支給されないのであれば、普段の収入から貯蓄ができるような仕組みを作りましょう。取組みやすいのは、毎月の給与が振り込まれる口座とは別に口座を作り、そこに毎月一定額を貯めるようにすることです。固定費をはじめとする毎月の支出を洗い出して、いくら貯蓄に回すかを決め、給与などの収入があったらすぐに貯蓄するようにしましょう。普通預金口座から一定額を自動的、定期的に積み立てる、銀行の自動積立をご利用になるのもおすすめです。

● ボーナスを運用する

ボーナスの一部を「投資」に回すことも、ボーナスを貯蓄できない人におすすめの方法の1つです。

たとえば、少額投資非課税制度であるNISAのつみたて投資枠や、私的年金制度の1つである「iDeCo(個人型確定拠出年金)」には、税制上の優遇措置があります。NISAのつみたて投資枠は一定の限度額内であれば、無期限で非課税投資ができます。また、iDeCoは運用益が非課税※になるほか、掛金は全額所得控除の対象になり、受取時にも一定額まで税制優遇が受けられます。

投資は元本保証ではないためリスクを伴いますが、その分、銀行預金よりも将来の資産を増やせる可能性があります。メリットとデメリットの両方を理解したうえで、自分に合った運用方法を検討しましょう。

※ただし、特別法人税(積立金に対し年1.173%)は、現在、課税が停止されています。

■ ボーナス預金をしたいなら「イオンカードセレクト」

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年会費 無料
国際ブランド Visa/Mastercard/JCB
種類・機能 キャッシュカード/クレジット/WAON
たまるポイント WAON POINT/電子マネーWAONポイント
利用可能サービス AEON Pay/Apple Pay/イオンiD/家族カード/ETCカード

ボーナスをできるだけ効率よく貯めたいという思いはありつつも、「ボーナス全額を投資するのは不安」「いざというときに引出せるように、銀行に預金したい」と考える方もいるかもしれません。そのような場合は、普段ご利用する銀行口座を見直してみましょう。

イオンカードセレクトは、イオン銀行のキャッシュカード・クレジットカード・電子マネーWAONの機能や特典が1枚になった、入会金・年会費無料のクレジットカードです。引落とし口座はイオン銀行なので、イオンカードセレクトを発行する際に、イオン銀行の口座も開設します。

また、イオン銀行Myステージで普通預金金利アップの特典が受けられるため、ボーナス預金をしたい方にとっては大きなメリットといえるでしょう。イオン銀行Myステージとは、対象取引のご利用に応じて自動的に「イオン銀行スコア」が貯まり、決定したステージごとの特典を受けられるサービスです。イオン銀行Myステージについて詳しくはこちら「イオン銀行Myステージ 別ウインドウで開きます」をご確認ください。

※普通預金金利は変動金利です。詳しくは、店頭に備付け、またはイオン銀行ホームページ上の「商品概要説明書PDFが開きます」をご参照ください。

■ 将来に備えてボーナスを賢く貯めよう

ボーナスの使い道として、最も多いのは「貯蓄」です。ボーナスのうち何にいくら使うかを決め、計画的な貯蓄を心掛けるといいでしょう。

「ボーナスを貯蓄したいけれど、なかなかうまくいかない」という場合は、自動的に貯蓄ができる仕組みを作ったり、普段使用する銀行口座を見直したりするのもおすすめです。イオン銀行のキャッシュカードとしても使えるイオンカードセレクトをぜひご活用ください!将来に備えるためにも、無理のない方法で賢くボーナスを貯めていきましょう。

※カード発行には所定の審査がございます。
※当記事は2025年3月時点の情報となります。

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