2023/08/30
クレジットカードの年会費は、何のために支払うものなのかご存じですか?
なかには年会費が無料のクレジットカードもあるため、「年会費を支払うのはもったいない」と感じる方もいるでしょう。
年会費はクレジットカードの送付などの手続き、特典の提供、セキュリティの維持などに必要な費用として使われています。
当記事では、クレジットカードの年会費のシステムや、年会費が無料のクレジットカードを選ぶメリットなどをご紹介します。
目次
クレジットカードには、年会費が有料のものと無料のものがあります。
年会費は何のために支払うものなのか気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで、年会費がかかるクレジットカードがある理由や、年会費の有料・無料の違いについてご紹介します。
クレジットカードの年会費は、利用者がカード会社に支払う利用料金のようなものです。
たとえば、利用者からクレジットカードのお申込みがあった際は、審査や手続きなどに人件費がかかります。
さらに、クレジットカードの送付やセキュリティ対策、海外旅行傷害保険などの特典、ポイント還元などにも費用が発生するため、年会費がかかるのです。
このように、年会費はカード会社の利益になるだけでなく、利用者の利便性を向上させることに役立っています。
年会費がかかる理由をご紹介しましたが、なかには年会費が無料のクレジットカードもあります。
年会費の有料・無料の主な違いは、クレジットカードの特典や、付帯する保険の補償内容などです。
たとえば、年会費が有料のクレジットカードには補償内容が手厚い海外旅行傷害保険が付帯していたり、空港ラウンジが利用できたりします。
一方で年会費が無料のクレジットカードは、海外旅行傷害保険の補償額が低い場合や、そもそも保険自体が付帯していないものもあります。
そのほかにも、ホテルの宿泊料金の割引や、テーマパークのVIPルームを利用できるなど、クレジットカードによって特典の種類はさまざまです。
クレジットカードを選ぶ際に年会費の有無で迷った場合は、利用できる特典を比較してみると良いでしょう。
クレジットカードの年会費は、永年無料のものや、途中から有料になるものなど、種類によってシステムが異なります。
そこで、クレジットカードの年会費のシステムを4種類ご紹介します。
年会費が永年無料のクレジットカードは、維持費がかからないため人気があります。
また、クレジットカードを発行するだけで商品券やポイントがもらえるなどのキャンペーンが多く、特典を得るために発行する方も少なくありません。
なかには年会費が永年無料でありながら、旅行保険などが付帯しているクレジットカードもあります。
ご入会した初年度の年会費は無料で、2年目以降に年会費がかかるクレジットカードもあります。
年会費が有料のクレジットカードは、無料の場合と比較して会員獲得の難易度が高いため、初年度の年会費を無料にすることで入会のハードルを下げているカード会社は少なくありません。
また、年会費が永年無料のクレジットカードよりも特典や補償内容が充実しているカードも多いため、2年目以降は有料でも利用してみたいと考える方が多いでしょう。
年間のカードご利用金額が一定を超えると、年会費が無料になるクレジットカードもあります。
クレジットカードでお買い物をする頻度が高い方であれば、年会費が有料のカードを実質無料で利用できるため、おトク感が増すでしょう。
ただし、年会費が無料になる条件をクリアしにくいと判断した場合は、もともと年会費がかからないクレジットカードの利用を検討するのもおすすめです。
初年度から年会費が有料のクレジットカードには、「海外旅行傷害保険が付帯している」「ポイントの還元率が高い」などのさまざまな特典があります。
たとえば、海外旅行によく行く方であれば、旅行先で事故などのトラブルがあった際に、クレジットカードに付帯している海外旅行傷害保険を利用できます。
また、クレジットカードにステータス性を求める方にも、年会費が有料のものがおすすめです。
さらに、ご利用実績に応じてゴールド・プラチナ・ブラックなどとグレードが上がるクレジットカードであれば、社会的な信用度をアピールできます。
ご紹介したように、クレジットカードの年会費にはいくつかのシステムがあります。
年会費は主にカードの審査や手続き、セキュリティの維持や特典の提供などにかかる費用に使われます。
それでも年会費が無料のクレジットカードがあるのは、カード会社がそのほかの手数料で収益を得ているからです。
たとえば、クレジットカード決済を導入している加盟店からの手数料や、分割払い・ショッピングリボ払い・キャッシングなどの手数料がカード会社の収益になります。
つまり、年会費を無料にしてクレジットカードの利用者を増やし、そのほかの手数料による収益も増加すれば、年会費がなくても運営できるのです。
年会費が無料のクレジットカードは、有料の場合よりも申込みしやすいため、初めてカードを作る方にもおすすめです。
年会費が無料のクレジットカードのメリットを4つ紹介します。
年会費が無料のクレジットカードの最大のメリットは、維持費がかからないことです。
年会費が有料のクレジットカードは、利用していなくても年会費を支払うことになりますが、年会費がかからないカードであれば、コストをかけずに使いたいときだけ利用できます。
年会費が無料のクレジットカードでも、海外旅行傷害保険などの特典が付く場合があります。
海外旅行傷害保険は、旅行中に被った怪我や病気の治療費や、盗難の被害にあった際に補償を受けられるサービスです。
年会費が有料のクレジットカードの場合は、怪我や病気に対する補償の支払い限度額が高額であったり、携行品の盗難や破損、賠償責任などの幅広いトラブルにも対応している例が多く見られます。
一方で、年会費が無料の場合は有料のクレジットカードほど手厚い補償は受けられませんが、怪我や病気の治療費を数十万円補償するなどの特典が付くものもあります。
なお、保険適用の範囲や条件はカード会社によって異なるため、詳細は各社の説明をご確認ください。
年会費が無料のクレジットカードは気軽にお申込みできるため、複数のカードを用途ごとに使い分けられる点もメリットです。
たとえば、ショッピング用のカードと公共料金などの固定費の支払い用のカードを使い分けると、支出の内訳を把握しやすくなります。
ただし、利用するクレジットカードの枚数が多すぎたり、引落口座が複数ある場合は口座残高の管理などが難しくなるため注意しましょう。
クレジットカードの年会費の有無によって、セキュリティの質が変わることはありません。
なぜなら、セキュリティの強固さはカード会社の信用に大きく影響するからです。
年会費が無料のクレジットカードでも、有料のカードと同じ安心感で使用できます。
年会費が無料のクレジットカードのメリットをご紹介しましたが、クレジットカードを選ぶ際にはいくつかの注意点があります。
年会費が無料のクレジットカードを選ぶ際の注意点について解説します。
年会費が無料のクレジットカードのなかには、学生から社会人になるタイミングや、一定の年齢を超えたタイミングなどで、途中から年会費がかかるものがあります。
ご入会前に説明を受けていても、年会費が発生してから気づくケースもあるため注意が必要です。
年会費が永年無料ではないクレジットカードを選ぶ場合は、利用規約などを確認するようにしましょう。
ポイントの還元率や、海外旅行傷害保険の有無など、クレジットカードの特典を重視する場合は、年会費が有料のカードと比較することがおすすめです。
年会費が有料のクレジットカードは、無料の場合よりも特典が充実していることが多く、補償の内容が手厚いメリットもあります。
そのため、特典の詳細を比較し、内容次第で年会費が有料のクレジットカードを選んでも良いでしょう。
クレジットカードは、「一般カード」「ゴールドカード」「プラチナカード」「ブラックカード」の順にランクが高くなります。
このうちゴールドカード以上のランクのカードが、ステータス性の高いカードといえ、所持することで社会的な信用度の高さの証明にもなりますが、多くのカードは年会費が必要です。
また、ランクが高いカードほど特典や補償が多く付帯するため、年会費が高くなる傾向があります。
そのため、ステータス性を重視する場合は特典や補償の内容を比較しつつどのクレジットカードにするのかを検討することが大切です。
年会費が無料のクレジットカードは、有料の場合よりも特典が少ないなどのデメリットがあるものの、なかには特典や補償が充実したクレジットカードもあります。
そこで、年会費が無料のクレジットカードがおすすめの人や、選ぶ際のポイントをご紹介します。
年会費が無料のクレジットカードは維持費がかからないため、初めてカードを作る方や、サブのカードを作りたい方におすすめです。
なかにはポイント還元率が高いものや、海外旅行傷害保険などの特典がついているものもあるため、よりおトク感があるクレジットカードを選ぶと良いでしょう。
年会費が無料のクレジットカードは、種類によって特典や補償の内容が異なるため、選ぶ際に確認するようにしましょう。
たとえば、お買い物の際に割引が適用されたり、ポイントの還元率が高かったりと、より特典が充実しているクレジットカードがおすすめです。
さらに、万が一クレジットカードが不正利用された場合の補償や、購入した商品が破損した際に利用できるショッピング保険など、補償内容が手厚さも重視しましょう。
年会費が無料のクレジットカードは維持費がかからないため、初めてクレジットカードを作る方でも気軽にお申込みできます。
そこで、年会費が無料のクレジットカードをお探しの方には、種類が豊富なイオンカードがおすすめです。
イオンカードの種類や特典、おすすめのカードについてご紹介します。
イオンカードは、50種類以上のカードが年会費無料です。
また、カードのご利用金額が年間50万円以上など、一定の基準を満たしたお客さまには、年会費が無料のゴールドカードを発行します。
年会費が無料のイオンカードの種類はこちら「カード一覧」をご覧ください。
イオンカードには、下記のような特典があります。
各特典の詳細はこちら「イオンカードの魅力」をご覧ください。
イオンカードを安心してご利用いただくために、クレジットカードの不正利用などを防ぐ「本人認証サービス(3Dセキュア)」や「ワンタイムパスワード認証」などのセキュリティ機能を強化しています。
万が一クレジットカードが不正利用された場合でも、損害額が補償されるサービスがあるため安心です。
さらに、クレジット決済した1品5,000円以上の商品が偶然による事故や過失で壊れても、180日間以内であれば商品を補償するサービスもあります。
安心・安全な機能や、もしもの時のサービスが備わっている点もイオンカードの魅力です。
※一部補償対象外商品(貴金属類・コンタクトレンズ・自転車等)や、対象にならない事故がございます。
機能や補償内容の詳細はこちら「セキュリティ」をご覧ください。
年会費 | 無料 |
---|---|
国際ブランド | Visa/Mastercard/JCB |
種類・機能 | クレジット/WAON/キャッシュカード |
たまるポイント | WAON POINT/電子マネーWAONポイント |
利用可能サービス | AEON Pay/ Apple Pay/イオンiD/家族カード/ETCカード |
イオンカードセレクトはクレジットカード・キャッシュカード・電子マネーWAONの特典・機能が1枚となったカードです。
特筆すべき点は、電子マネーWAONのオートチャージ機能です。
イオンカードセレクトでは、電子マネーWAONをイオン銀行口座からオートチャージすることができます。
オートチャージとは、お支払い後の電子マネーWAON残高が設定金額未満になると、事前に設定した金額がチャージ(入金)される仕組みです。
利用するには、事前の「オートチャージ申請」が必要です。
オートチャージを行うことで200円ごとに1ポイント、電子マネーWAONのご利用200円(税込)ごとに1ポイントと、ダブルでおトクにたまります。
※オートチャージは1日1回、1取引に1回利用できます。
そして、電子マネーWAONポイントは1ポイントごとに1円分の電子マネーWAONに交換してお買い物に活用することができます。
イオンカードセレクトはお申込み時に開設するイオン銀行口座のキャッシュカード機能を兼ね備えているため、イオン銀行のキャッシュカードと合わせて持ち歩く必要がなくなり、お財布がスリムになって便利です。
年会費 | 無料 |
---|---|
国際ブランド | Visa/Mastercard/JCB |
種類・機能 | クレジット/WAON |
たまるポイント | WAON POINT/電子マネーWAONポイント |
利用可能サービス | AEON Pay/ Apple Pay/イオンiD/家族カード/ETCカード |
イオンカード(WAON一体型)はクレジット機能と電子マネーWAON機能が付帯されているカードです。
カードをお申込み後、最短5分でイオンカード公式アプリ「イオンウォレット」にカード情報を受取れるサービスもあり、すぐにお買い物にご利用いただけます。
カード発行の審査結果は、ご登録いただいたメールアドレスに最短5分でお送りいたします。
※審査過程で確認事項がある場合、お電話にてご連絡させていただく場合があります。
詳しくは「即時発行」をご覧ください。
クレジットカードの年会費のシステムや、年会費が無料のクレジットカードを選ぶメリットなどについてご紹介しました。
年会費には、永年無料のものや、途中から有料になるもの、初めから有料のものなど、いくつかの種類があります。
また、イオンカードには年会費が無料のカードが50種類以上あり、お買い物代金の割引や映画チケットの割引など、さまざまな特典をご利用いただけます。
ぜひこの機会にイオンカードのお申込みをご検討ください。
※カード発行には所定の審査がございます。
※当記事は2023年8月時点の情報となります。