2023/09/14
スマホで可能な決済方法のひとつに、QRコード決済があります。QRコード決済を含むスマホ決済は、現金を使わず、スマホさえあればお買い物ができる手軽さから、その利用者は増加傾向にあります。
ただ、これまでQRコード決済を利用したことのない方にとっては、「QRコード決済の仕組みがよくわからない」「QRコード決済を利用するとどんなメリットがあるのだろう」と、疑問に感じることがあるかもしれません。当記事では、スマホ決済の種類のひとつ、QRコード決済の支払い方法や利用メリットのほか、お買い物に便利なAEON Pay(イオンペイ)について解説します。
目次
スマホを使って行うスマホ決済には、大きく分けて「QRコード決済」「非接触型IC決済」「キャリア決済」の3種類があります。このうちのQRコード決済は、「バーコード決済」「コード決済」とも呼ばれ、利用にはスマホの決済アプリと、店舗または利用者の情報が記録されたQRコードやバーコードが必要です。これらのコードを端末で読み込むことで、利用者の決済アプリに登録したクレジットカードや銀行口座などから支払いが行われます。
QRコード決済を含むスマホ決済は、スマホさえあれば決済が完了するため、現金やクレジットカード本体は不要です。なお、国内の主なQRコード決済サービスには、PayPay、楽天ペイ、LINE Payなどがあります。
QRコード決済の方法は、コードを端末で読み取るのが利用者と店舗のどちらかによって、「ユーザースキャン方式」と「ストアスキャン方式」という2種類に分けられます。それぞれどのような方法なのかを見てみましょう。
ユーザースキャン方式とは、店舗側が店頭に掲示しているコードを、利用者がスマホの決済アプリで読み取る方法です。コード読み取り後は、利用者がアプリ画面で利用金額を入力し、店舗側に確認してもらってから支払いを確定させます。
ストアスキャン方式は、利用者の決済アプリで表示されたコードを、店舗側が決済端末で読み取る方法です。利用者はスマホの決済アプリを立ち上げてコードを提示するだけで、ユーザースキャン方式のように金額を入力する必要はありません。
QRコード決済による利用金額は、あらかじめ決済アプリに登録したクレジットカードや銀行口座などから支払いを行います。最終的な決済方法をどうするかによって、支払いのタイミングは「前払い」「即時払い」「後払い」の3つのパターンに分かれます。
前払いは、あらかじめ決済アプリにお金をチャージしておき、その範囲内で支払いをする方法です。主なチャージ方法には、銀行口座からの引落としやクレジットカードでの支払い、ATMからの入金などがあります。また、QRコード決済サービスの中には、設定した残高を下回ったらクレジットカードなどから自動的にチャージされる「オートチャージ機能」が付いたものもあります。
即時払いは、決済アプリに銀行口座を登録しておき、QRコード決済を利用すると、すぐに代金が口座から引落とされる方法です。デビットカードと同じ仕組みで、事前チャージは不要です。ただし、口座残高を超える金額の支払いはできません。
後払いは、QRコード決済の支払い方法としてクレジットカードを登録し、一定期間に利用した金額が後日指定口座からまとめて引落とされる方法です。支払日には、1ヵ月分のQRコード決済の利用代金が、他のクレジットカード利用代金と合算されて引落とされます。
最近では、支払いにQRコード決済を利用できる店舗も増えてきています。お買い物の際にQRコード決済を利用すると、次のようなメリットがあります。
QRコード決済は、スマホ1台でお買い物ができるため、スピーディに支払えるのがメリットです。コードを読み取るか、店舗側にスキャンしてもらえば決済は完了するため、支払いにかかる時間はわずか。財布の中からお札や小銭を探したり、お釣りを受け取ったりといったやりとりの手間もかかりません。
QRコード決済サービスの多くは、利用金額に応じてポイントがたまるポイントプログラムが用意されていることが一般的です。加盟店の利用でボーナスポイントがもらえたり、クーポンの利用で割引が受けられたりすることもあります。このような割引サービスやポイントを活用することで、現金よりもおトクにお買い物ができます。
QRコード決済はスマホ1台で支払いができるため、現金の入った財布を持たずに出かけても、お買い物や飲食が可能です。手持ちの現金が足りずに慌ててATMを探すようなこともなくなるでしょう。ちょっとした近所のお買い物であれば、身軽に外出ができます。
QRコード決済は、決済アプリから簡単に利用履歴を確認することができます。明細が一目でわかるため、「何にいくら使ったか」というお金の管理もしやすくなるでしょう。現金払いのように、お買い物のたびにレシートを確認する手間もかかりません。支払い管理がラクにできるようになると、無駄遣い防止にも役立つはずです。
AEON Pay(イオンペイ)は、イオンカード公式アプリ「イオンウォレット」か、イオングループの公式アプリである「iAEON(アイイオン)」アプリでご利用いただけるスマホ決済です。イオンやイオンスタイル、イオンモール、マックスバリュなど、イオングループの各店舗をはじめ、全国のAEON Payマークのあるお店や自動販売機で、スマホの画面に表示したコードを専用端末にスキャンするだけでお支払いが完了します。店頭で、お財布から現金を取り出す必要がないため、お買い物がとてもスムーズです。
AEON Pay(イオンペイ)の決済方法については、事前にご登録のイオンカードによるクレジットカード払いに加え、チャージ払いやポイント払いがご利用いただけるようになりました。チャージ払いの場合のチャージ手段は、イオンカードと銀行口座のいずれかから選択できます。
詳しい情報については「AEON Payでスマホ決済!」をご確認ください。
※iAEONはイオンスマートテクノロジー社の製品です。
まずは1枚イオンカードを作ってみたい、という方には便利な「イオンカードセレクト」がおすすめです。
年会費 | 無料 |
---|---|
国際ブランド | Visa/Mastercard/JCB |
種類・機能 | クレジット/WAON/キャッシュカード |
たまるポイント | WAON POINT/電子マネーWAONポイント |
ご利用可能サービス | AEON Pay/Apple Pay/イオンiD/家族カード/ETCカード |
イオンカードセレクトは、クレジットカード・キャッシュカード・電子マネーWAON、3枚のカードの機能が1枚にまとまった便利なイオンカードです。
イオンカードの共通特典として、イオングループの対象店舗でWAON POINTがいつでも基本の2倍になったり、イオンシネマで映画チケットが割引になったりするなどの特典も受けられます。オンラインショッピングでも、店舗でも、便利でおトクに使うことができます。
QRコード決済は、スマホの決済アプリと、QRコードまたはバーコードを利用したキャッシュレス決済です。QRコード決済には、「ユーザースキャン方式」と「ストアスキャン方式」の2種類があります。財布がなくてもスマホ1台でスムーズにお買い物ができるうえ、現金やクレジットカードを持ち歩く必要がないため、紛失や盗難などのリスクも抑えられるでしょう。QRコード決済を利用できる店舗も、続々と広がってきています。便利なQRコード決済を活用して、お買い物をスピーディに楽しみましょう。
※カード発行には所定の審査がございます。
※当記事は2023年9月時点の情報となります。