2023/09/21
クレジットカードでは、ショッピング1回払い・分割払い・ショッピングリボ払いのほか、現金を借入れるキャッシング・キャッシングリボ払いなどを選択できます。
また、クレジットカードの利用方法によって手数料や利息が発生するため、計画的に利用することが大切です。
当記事では、クレジットカードの「金利」「手数料」「利息」についてや、お支払いの負担を減らす方法などをご紹介します。
目次
クレジットカードの「金利」「手数料」「利息」について、違いがわからないという方が多いのではないでしょうか。
金利が用いられる場面や、手数料と利息の違いをご紹介します。
「金利」とは、クレジットカードでキャッシングを利用した際に発生する「利息」の計算に用いる利率です。
たとえば、キャッシングで10万円を金利(年率)1%で借りた場合、1年後に返済すると元本の10万円に利息の1,000円が上乗せされます。
※キャッシングとは、現金を借入れるサービスです。
クレジットカードで分割払い・ショッピングリボ払い・ボーナス2回払いを利用すると「手数料」、キャッシングを利用すると「利息」が発生します。
また、手数料や利息のことを「金利」と勘違いする例がありますが、先述した通り、金利はキャッシングの利息を計算するための利率を指します。
分割払い・ショッピングリボ払いとキャッシングでは、上乗せされる額の名称が異なることを覚えておきましょう。
ショッピング枠とは、ショッピングで利用できる限度額のことです。
さらに、ショッピング枠の中で分割払い(2回払いを含む)・ショッピングリボ払い・ボーナス払いを利用できる割賦(かっぷ)枠が設けられています。
一方で、キャッシング枠はクレジットカードで現金を借りられる限度額のことです。
それぞれの違いについて、さらに詳しくご紹介します。
ショッピング枠とキャッシング枠は、選択できるお支払い方法が異なります。
一般的に、ショッピング枠は1回払い・分割払い・ショッピングリボ払いなどを選択できますが、キャッシング枠は1回払いかキャッシングリボ払いの2択です。
クレジットカードの利用額を毎月定額で返済するショッピングリボ払い・キャッシングリボ払いは、利用残高に応じて手数料や利息がかかります。
そのため、ショッピング1回払いが難しい場合は、分割払いを利用した場合のお支払い金額と比較して選びましょう。
多くのクレジットカードは、ショッピング枠よりもキャッシング枠のほうが少なく設定されています。
なぜならクレジットカードはショッピングを目的に使用されることが多いため、キャッシング枠がショッピング枠の中に含まれているような形になっているからです。
また、キャッシング枠は毎月限度額まで利用できるとは限りません。
たとえば、利用限度額が50万円のクレジットカードでショッピング枠が50万円、キャッシング枠が30万円に設定されているとします。
ショッピング枠を40万円分利用した場合、クレジットカードの残りの利用可能額は「50万円-40万円=10万円」です。
この時点でキャッシングを利用していなくても、キャッシング枠の利用可能額は限度額の30万円ではなく10万円になります。
一般的に、ショッピング枠の手数料よりもキャッシング枠の利息の方が高くなります。
そのため、キャッシングで現金を借入れる際はいくら返済することになるのか、あらかじめ計算しておくことが大切です。
手数料や利息の計算方法はご利用のクレジットカードによって異なるため、カード会社の公式サイトなどでご確認ください。
お買い物や現金の借入れに便利なクレジットカードですが、手数料や利息が発生することもあるため計画的に利用することが大切です。
クレジットカードの利用で、手数料や利息が発生する場面をご紹介します。
分割払いとは、クレジットカードの利用額を指定した回数に分けて支払う方法です。
3回払い以降は利用額に分割手数料が上乗せされ、お支払い回数が多いほど手数料が高くなります。
一般的に2回の分割払いでは手数料は発生しませんが、例外としてボーナス2回払いなどは手数料がかかる場合があります。
ショッピングリボ払いとは、毎月の返済額が利用残高に応じてほぼ一定になるお支払い方法です。
毎月のお支払額が一定になるため計画的なお買い物に便利ですが、利用額に手数料が上乗せされます。
また、途中で月々のお支払額を増やしたり、繰上げ返済したりすることも可能です。
クレジットカードで現金を借入れるキャッシングでは、利用期間に応じた利息が発生します。
返済方法には1回払いとキャッシングリボ払いがあり、1回払いのほうが利息の負担を減らせます。
なお、金利はクレジットカードによって異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。
クレジットカードのショッピング1回払いでは手数料は発生しません。
利用額が指定の日に一括で引落されるため、分割払いやショッピングリボ払いよりもクレジットカードの利用状況を把握しやすいメリットがあります。
しかし、1回払いでは一度に引落される金額が大きくなってしまいます。
負担が大きい月は分割払いやショッピングリボ払いを併用するなど、計画的にお支払い方法を使い分けましょう。
キャッシングの金利の上限は、「利息制限法」によって下記のように決められています。
<キャッシングの金利の上限>
条件 | 金利の上限 |
---|---|
元本が10万円未満 | 年20.0% |
元本が10万円以上、100万円未満 | 年18.0% |
元本が100万円以上 | 年15.0% |
※2021年2月時点
一般的に、キャッシングの金利は年15.0〜年18.0%、分割払い・ショッピングリボ払いの手数料率は年12.0〜年15.0%に設定されています。
しかし、カード会社やクレジットカードの種類によって、金利や手数料率が異なる場合があるため注意しましょう。
クレジットカードはショッピング1回払いや2回払い、ボーナス払いであれば手数料はかかりませんが、分割回数が多い場合やリボ払いなどでは手数料が発生します。
そこで、分割払いやリボ払いで発生する手数料・利息の負担を減らす方法をご紹介します。
分割払いの手数料を減らしたい場合は、お支払い回数を少なくしましょう。
なぜなら、分割払いの手数料はお支払い回数に応じて増えていくからです。
お支払い回数を減らすと月々のお支払い額は多くなりますが、完済までの期間が短くなるうえ、手数料の負担が軽くなります。
リボ払いの手数料や利息を減らすためには、1回あたりのお支払い額を増やすことが効果的です。
リボ払いの手数料や利息は、ショッピングの利用残高やキャッシング残高が多いほど高くなります。
無理のない範囲でお支払い額を増やし、利息や手数料の負担を減らしましょう。
リボ払いでは、毎月のお支払いとは別に繰上げ返済することもできます。
繰上げ返済をすると残りの借入額を減らせるため、利息や手数料の負担も軽くなります。
また、繰上げ返済の方法はカード会社によって異なりますが、銀行振込やATM入金、口座振替などが一般的です。
現金が必要なときに便利なキャッシングですが、借入金額や利用期間に応じて利息の負担が大きくなる点に注意が必要です。
利息の負担を軽減するには、キャッシング残高を減らし、完済までの期間を短くすることが効果的です。
そのため、余裕がある月は繰上げ返済することをおすすめします。
イオンカードでキャッシングをご利用の場合、実質年率7.8%〜18.0%(遅延損害金/実質年率20.0%)が適用されます。
すでにイオンカードをお持ちのお客さまは、カードお届け時の台紙や、ご請求明細に記載されている金利をご覧ください。
※カードの種類やご契約・利用状況により、ご融資利率が異なります。
返済総額の計算方法については、こちら「一回払いご返済シミュレーション」「リボルビング払いご返済シミュレーション」をご覧ください。
クレジットカードは、毎月の出費を抑えながらお買い物したいときや、現金を借入れたいときに便利ですが、手数料や利息が発生するため、計画的に利用することが大切です。
特にショッピングリボ払い・キャッシングリボ払いは、利用残高が多く返済期間が長いほど手数料が高くなってしまうため注意が必要です。
イオンカードなら、お買い物の後でもリボ払いに変更できるうえ、ご都合に合わせて全額返済もできます。
そこで、種類が豊富なイオンカードの中から、おすすめのカードをご紹介します!
年会費 | 無料 |
---|---|
国際ブランド | Visa/Mastercard/JCB |
種類・機能 | クレジット/WAON/キャッシュカード |
たまるポイント | WAON POINT/電子マネーWAONポイント |
利用可能サービス | AEON Pay/ Apple Pay/イオンiD/家族カード/ETCカード |
イオンカードセレクトはクレジットカード・キャッシュカード・電子マネーWAONの特典・機能が1枚となったカードです。
特筆すべき点が電子マネーWAONのオートチャージ機能です。
イオンカードセレクトでは、電子マネーWAONをイオン銀行口座からオートチャージすることができます。
オートチャージとは、お支払い後の電子マネーWAON残高が設定金額未満になると、事前に設定した金額がチャージ(入金)される仕組みです。
利用するには、事前の「オートチャージ申請」が必要です。
イオン銀行口座からのWAONオートチャージ200円ごとに1ポイント、電子マネーWAONのご利用200円(税込)ごとに1ポイントと、ダブルでおトクにたまります。
※オートチャージは、1日1回、1取引に1回のご利用となります。
そして、電子マネーWAONポイントは1ポイントごとに1円分の電子マネーWAONに交換してお買い物に活用することができます。
イオンカードセレクトはお申込み時に開設するイオン銀行口座のキャッシュカード機能を兼ね備えているため、イオン銀行のキャッシュカードと合わせて持ち歩く必要がなくなり、お財布がスリムになって便利です。
年会費 | 無料 |
---|---|
国際ブランド | Visa/Mastercard/JCB |
種類・機能 | クレジット/WAON |
たまるポイント | WAON POINT/電子マネーWAONポイント |
利用可能サービス | AEON Pay/ Apple Pay/イオンiD/家族カード/ETCカード |
イオンカード(WAON一体型)はクレジット機能と電子マネーWAON機能が付帯されているカードです。
カードをお申込み後、最短5分でイオンカード公式アプリ「イオンウォレット」にカード情報を受取れるサービスもあり、すぐにお買い物にご利用いただけます。
カード発行の審査結果は、ご登録いただいたメールアドレスに最短5分でお送りいたします。
※審査過程で確認事項がある場合、お電話にてご連絡させていただく場合があります。
詳しくは「即時発行」をご覧ください。
当記事では、クレジットカードの「金利」「手数料」「利息」についてや、手数料や利息の負担を減らす方法などについてご紹介しました。
クレジットカードの分割払いやショッピングリボ払い、キャッシングを利用すると手数料や利息が発生しますが、繰上げ返済などで負担を最小限に抑えられます。
しかし、本来の利用額よりも多く支払うことになるため、お支払い方法は慎重に考えることが大切です。
また、イオンカードなら提携のATMから1,000円単位で繰上げ返済したり、銀行振込で全額返済することも可能です。
この機会にぜひイオンカードをお申込みください。
※カード発行には所定の審査がございます。
※当記事は2023年9月時点の情報となります。