公開日:2025/03/18
毎年夏と冬の2回、ボーナス支給額の増減に関するニュースが報道されるのをよく見かけるのではないでしょうか。しかし、実際にボーナスがいつ査定されて、いつ支給されるのかについて、多くの人が詳しくは知らないかもしれません。
当記事では、ボーナスの支給時期と査定時期や、ボーナス支給に伴う入退社のタイミングにまつわる疑問について、公務員と一般企業にわけて説明します。また、ボーナスの上手な活用法についても紹介します。
ボーナスとは、正規の給与以外に特別に与えられる賞与金のことで「賞与」・「特別手当」・「期末手当」・「一時金」ともいいます。支給額は企業の業績や個人の成果の査定によって決まります。
ただし、労働基準法で定められている固定給とは異なり、ボーナスの支給は法律で定められたものではないので、企業の業績や景気が悪いときには支給額が少なくなったり、支給されなかったりする場合もあります。また、元々ボーナスの支給自体がない企業もあります。
ボーナスが支払われる時期は、一般的に夏季と冬季の年に2回となっていますが、公務員と一般企業では支給される時期が変わってきます。ここでは、公務員と一般企業にわけて解説します。
公務員の場合、ボーナスは「期末・勤勉手当」と呼ばれます。公務員のボーナス支給日は人事院規則第14条によって定められており、国家公務員は夏季が6月30日、冬季が12月10日とされています。
地方公務員の場合はそれぞれの自治体によって支給日が異なりますが、そのほとんどが国家公務員に準じて支給されるため、同日またはその前後に支給されることが多くなっています。
一般企業の場合、ボーナスの支給日については特に決まりがなく、企業が自由に設定することができます。多くの企業が毎月の給与とは別日をボーナス支給日としており、夏季が6月下旬〜7月下旬、冬季が12月中旬に支給されるケースが多くなっています。
ボーナスは大きくわけて、「基本給連動型賞与」「業績連動型賞与」「決算賞与」の3種類があり、「業績連動型賞与」は支給のタイミングが決まっていませんが、「基本給連動型賞与」が夏と冬の年2回支給される場合が多く、「決算賞与」は決算月の前後で支給されます。
3月決算の企業では、夏季のボーナスの査定期間を前年10〜3月、または11〜4月、冬季のボーナスの査定期間を4〜9月、または5〜10月としている場合が一般的です。一般企業のボーナスのうち、「業績連動型賞与」は組織や部門、個人の成果によって支給額が変動しますので、査定期間の働きぶりによってボーナスの支給額が決定されます。
企業によってボーナス制度は異なりますが、4月に入社した新入社員に対して夏季ボーナスがどれだけ支給されるかは、企業の方針に依存します。多くの場合、入社からの在籍期間に応じて支給額が決まるようです。
一方で、公務員のボーナスは人事院の規定に基づいています。在職期間が6ヵ月以上なら100%、5〜6ヵ月未満は80%、3〜5ヵ月未満は60%、そして3ヵ月未満は30%が支給されます。そのため、4月から勤務を始めた新卒の公務員は30%が支給されることになるのです。
ボーナスは法律で支給が義務付けられているわけではないので、ボーナスの査定期間中に企業に在籍していても、支給日前に退職の意向を伝えた場合には支給額が減額となったり、支給日前に退職した場合にはボーナスが支給されなかったりするケースもあります。
退職する予定がある場合には、ボーナス支給日の後、ボーナスを全額受取ってから退職の意向を伝えるのがおすすめです。ボーナスは労働に対する正当な対価ですから、「退職するから仕方ない」とあきらめずに、就業規則などでボーナス支給のルールをきちんと確認して損をしないようにしましょう。
クレジットカードのボーナス払いとは、夏と冬のボーナスが入る翌月に一括で支払う方法で、一般的なボーナス支給時期に合わせて、支払い時期が夏と冬の2回に設定されています。
ボーナス払いという名称のため、ボーナスが支給される人しか利用できないと誤解されることがありますが、ボーナス時期にまとめて支払う方法なので、誰でも利用できます。
以下でボーナス払いがおすすめの理由を説明します。
ボーナス払いには一括払いと2回払いがありますが、ボーナス一括払いは手数料が無料です。分割払いやリボ払いは毎月の支払い金額を低く抑えることができますが、手数料がかかってしまうので、全体で見ると支払額が増えてしまいます。ボーナス一括払いであれば、分割払いやリボ払いより、トータルの支払金額を抑えることができます。
ボーナス払いのメリットは、夏と冬のボーナス時期まで支払いを調整できることです。大きなお買い物をしたいと考えている場合は、ボーナス払いが便利です。今すぐに欲しいものがあるのに即座にお金を用意できない場合にも、支払い期日まで余裕を持つことができるので、支払い計画をきちんと立てることができるでしょう。
イオンカードでも、もちろんボーナス払いの利用が可能です。イオンカードでは、ご利用金額1万円以上から、1年中ボーナス払いを取扱いしており、ボーナス一括払いの場合、手数料は無料です。
50種類以上と豊富なラインナップのイオンカードの中から、おすすめのイオンカードを紹介します。
年会費 | 無料 |
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種類・機能 | キャッシュカード/クレジット/WAON |
たまるポイント | WAON POINT/電子マネーWAONポイント |
ご利用可能サービス | AEON Pay/Apple Pay/イオンiD/家族カード/ETCカード |
イオン銀行のキャッシュカードとクレジットカード、電子マネーWAONが一枚になった便利なカードです。イオン銀行Myステージで普通預金金利アップの特典が受けられるため、ボーナスを貯蓄に回したいという人にもおすすめです。
さらに、イオン銀行の口座をお持ちの方は、スマホ専用アプリ「イオン銀行通帳アプリ」が使えます。イオン銀行の普通預金の口座残高・入出金明細・外貨預金・ローンなどの残高をスマホで確認できます。このアプリがあれば、貯蓄や家計管理がいつでも簡単にできるようになるでしょう。
年会費 | 無料 |
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種類・機能 | クレジット/WAON |
たまるポイント | WAON POINT/電子マネーWAONポイント |
ご利用可能サービス | AEON Pay/Apple Pay/イオンiD/家族カード/ETCカード |
クレジットカード、電子マネーWAONが一体となったカード。お申込み後、最短5分でカード情報が届きますから、クレジットカードの到着を待たずに、お手持ちのスマートフォンで「AEON Pay」や「Apple Pay」、「イオンiD」、オンラインショッピングがご利用いただけます。
ボーナス制度のある企業では一般的に夏と冬の2回支給されますが、それぞれの企業によって査定期間や支給のルールは変わってきますから、退職などの理由で損をすることがないよう、ボーナス支給のルールをしっかりと確認しておきましょう。
イオンカードはWeb上でご利用明細が確認できますから、ボーナス払いの金額を確認しながら計画的に利用できます。ボーナスは自分ががんばった労働への正当な対価です。賢くイオンカードを活用して、ボーナスを上手に活用しましょう。