公開日:2024/02/08
一人暮らしにどれだけお金がかかるか、ご存じですか?
家賃、食費、水道光熱費、通信費はもちろんのこと、一人暮らしをはじめる当初は家具や家電も買いそろえなければならず、初期費用だけでも相当な額になります。
そこで当記事では、はじめて一人暮らしをする方に初期費用、月々の生活費、家賃の目安を紹介します。
あわせて生活費を節約するコツの解説と、クレジットカードを使った節約術も紹介しますのでぜひ最後までご覧ください。
まずは一人暮らしの初期費用からみていきましょう。
ここでは引っ越し、部屋を借りる、家具・家電の購入を初期費用とみなします。
引っ越しにかかる費用は、荷物の量や移動距離によって変わります。
移動距離が50km未満かつ、ワンルームに引っ越す荷物量であれば、目安は3〜5万円です。
料金に幅があるのは、進学や就職、転勤などの引っ越し繁忙期には料金が上がるからです。
また、休日と平日でも料金が異なります。
さらに、大きな荷物やバイク、自転車は別途料金がかかることがあるので、新居に持ち込む荷物を厳選したり、レンタカーを借りて自力で運んだりすることでコストダウンできるでしょう。
一人暮らし用の賃貸住宅を借りる場合、以下のような費用がかかります。
敷金 | 大家に渡す保証金で家賃の1か月分が目安。 家賃滞納時や退去時の修繕費用などに使われ、残りは返金される。 |
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礼金 | 家賃の1か月分が目安。大家へのお礼として支払う費用。 敷金とは違い返金されない。 |
仲介手数料 | 家賃の半月〜1か月が目安。賃貸住宅を仲介した不動産会社に支払う。 |
火災保険料 | 原則2年間契約で、総額2万円前後。 入居中の火事や地震、水回りのトラブルを対象とした損害保険 |
鍵交換費用 | 通常の鍵では2万円前後、オートロックマンションでは3万円ほど。 鍵の防犯機能によって値段が変わる。 |
管理費・共益費 | 家賃の5〜10%程度が相場の平均。 マンションやアパートの共有スペースや建物のメンテナンスに使われる。 |
前家賃 | 賃貸契約時に支払う翌月分の家賃。 |
日割り家賃 | 月の途中で入居した場合、入居日からその月の月末までの家賃や管理費を 日割りにして支払う。 |
賃貸保証料 | 家賃の半月分や2万円前後とさまざま。 |
連帯保証人がいない場合に必要な費用で、家賃滞納時に保証会社が立て替える。
物件や不動産会社によって金額は変動しますが、上記のような費用が発生することがあります。
家具や家電付きの賃貸住宅もありますが、ほとんどの場合は自分で用意することになるでしょう。
新生活のシーズンになると、大手小売店や家電量販店、チェーン家具店などが一人暮らしに必要な家具や家電をセットでおトクに販売するので狙いめです。
また、家具や家電のサブスクリプションもあります。
毎月の利用料金を支払う分、家具や家電購入分の初期費用を抑えられるメリットがありますが、長期使用の場合、総額が高くなる欠点があります。
家具や家電にこだわりがない場合、中古品を買ったり、譲ってもらったりすることで費用を大幅に抑えられます。
全国大学生活協同組合連合会の「第58回学生生活実態調査」(2022年秋)によると、一人暮らしをしている大学生の毎月の生活費は、家賃を含めて約12万円です。
内訳は以下のとおりです。
食費 | 24,130円 |
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住居費 | 53,020円 |
交通費 | 4,210円 |
教養娯楽費 | 13,270円 |
書籍費 | 1,540円 |
勉学費 | 1,430円 |
日常費 | 7,430円 |
電話代 | 3,460円 |
その他 | 2,170円 |
貯金・繰越 | 12,970円 |
支出合計 | 123,630円 |
引用:全国大学生活協同組合連合会の「第58回学生生活実態調査 」
もっとも高額なのは住居費の53,020円で、次が食費の24,130円です。
この2つ(77,150円)だけで支出合計(123,630円)の62.4%を占めます。
一人暮らしにかかる費用を抑えたい場合は、まず光熱費や食費を見直しましょう。
上記でみてきたように、家賃は生活費の大きなパートを占めます。
収入に見合わない家賃の家に住んでしまうと、家賃を払えなくなったり、生活が苦しくなったりしてしまいますので注意が必要です。
一般的に、家賃の目安は手取り額の3分の1以下が理想だといわれています。
例えば手取り15万円では5万円、手取り20万円なら6〜7万円が目安になります。
家賃が抑えられる賃貸物件を選べば、貯蓄に回す額や趣味などに使うお金を増やすこともできます。
収入が安定していない場合や趣味・貯蓄を重視したい場合は、家賃が手取り額の4分の1で収まる賃貸物件探すといった、自身のライフスタイルに見合った物件選びが重要です。
一人暮らしの費用を抑えるコツを7つ紹介します。
同じ広さや間取りであっても、住むエリアや設備によって家賃は変わってきます。
最寄り駅から距離が離れていたり、商業施設が少ないエリアにあったり、築年数が経過していたりする物件は家賃が安い傾向があります。
また、セキュリティや空調設備、水回り設備のクオリティによっても家賃は変動します。
希望条件を持って賃貸住宅を探しはじめると思いますが、家賃を抑えるには妥協も必要です。
生活費の節約をする際には、まず自分が何にお金を使っているかを知ることが大切です。
家計簿をつけると支出が明確になり、自分がどこにお金をかけているかがわかります。
これまで趣味や娯楽にかけていたお金や、月々の光熱費といった生活費が一目でわかるようになるため、節約した結果が目に見える形で残るのも嬉しいポイントでしょう。
支出額が大きい項目ほど節約効果が大きく出るので、家計簿をみながら何を削るか検討してみてはいかがでしょうか。
水道光熱費は毎月必ず出費するので、これを節約できれば効果は毎月現れます。
電気・水道・ガスの節約を心がけましょう。
水を出しっぱなしにしない、明るいときは電気をつけないといった基本的なことから、冷蔵庫の扉を開ける時間を短くしたり、浴槽のお湯を洗濯に再利用したりする「節約テクニック」も効果的です。
また、電気・ガス・水道の料金プランや会社を変更するとお金を節約できることがあります。気になる方は住むエリアの電気・ガス会社や、そのプランを調べてみましょう。
食事も多額の出費をともないますが、実は節約しやすい項目です。
惣菜やコンビニでお弁当を買ったり、外食が多かったりすると、食費は高くなりがちです。
自炊を心がけて外食を減らすことや、特売日にまとめ買いをすることで、食費を抑えることができます。
また、マイボトルを持ち歩くなどの工夫をして節約しましょう。
通信費は毎日の生活に欠かせないスマホやインターネット回線の費用です。
通信会社やプランを変えると費用を抑えられることがあります。
通信費は、毎月の支払いが決まっている固定費なので、見直すことで長期的な節約効果が生まれます。
節約すると貯金できることはよく知られていますが、貯金することで節約できることもあります。
先取り貯金とは、収入が発生したらすぐに貯金する方法です。
一般的な貯金は、必要な費用を支払って余ったお金をためますが、これではお金が余らないと貯金できません。
先取り貯金をすれば、収入を得た直後にこれからの1か月間の生活費が確定します。
すると「今月はこの金額でやりくりしよう」という心理が働き、節約マインドがオンになります。
一人暮らしは貯金をはじめる好機です。
クレジットカードなどのキャッシュレス決済をご利用してポイントをため、たまったポイントを買い物に利用することも重要な節約術です。
普段の買い物やポイントサイトの活用でポイントをためておけば、少額の支払いに利用することもできます。
また、電気やガスなどの公共料金にポイント払いが可能な場合もありますのでぜひ活用してみてください。
一人暮らしをはじめたら、生活費の支払いにクレジットカードを使ってみませんか。
クレジットカードを使うと支払いの明細が家計簿の代わりになります。
またクレジットカードはご利用金額に応じてポイントがたまるため、支出が節約行動の一つになります。
たまったポイントは日々のお買い物で使えるほか、マイルなどに交換することもできるためたいへんおトクです。
電気やガス、水道、スマホ、インターネットなどの固定費をクレジットカードで支払ってもポイントがたまります。
イオンカードには50以上の種類があることをご存知ですか。
利用者のライフスタイルや購買行動に合わせてイオンカードを選ぶことで、最適な1枚がみつかるはずです。
一人暮らしを考えている方におすすめできるイオンカードはイオンカードセレクトとイオンカード(WAON一体型)の2枚です。
年会費 | 無料 |
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国際ブランド |
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種類・機能 | クレジット/WAON/キャッシュカード |
たまるポイント | WAON POINT/電子マネーWAONポイント |
利用可能サービス | AEON Pay/Apple Pay/イオンiD/家族カード/ETCカード |
イオンカードセレクトはキャッシュカード・クレジットカード・電子マネーWAONの特典・機能が1枚となったカードです。
特筆すべき点は、電子マネーWAONのオートチャージ機能です。
イオンカードセレクトなら、電子マネーWAONをイオン銀行口座からオートチャージすることができます。
オートチャージとは、お支払い後の電子マネーWAON残高が設定金額未満になると、事前に設定した金額がチャージ(入金)される仕組みです。
ご利用するには事前に「オートチャージ申請」が必要です。
オートチャージはポイ活にもなります。
イオン銀行口座からWAONオートチャージを実施すると、200円ごとに1ポイントたまり、さらに電子マネーWAONのご利用200円(税込)ごとに1ポイントたまります。
ダブルでおトクです。
ただし、イオン銀行口座残高からのチャージは、1日1回のご利用となります。
さらに、電子マネーWAONポイントは1ポイントごとに1円分の電子マネーWAONに交換してお買い物に活用することができます。
イオンカードセレクトはお申込み時に開設するイオン銀行口座のキャッシュカード機能を兼ね備えているため、イオン銀行のキャッシュカードと合わせて持ち歩く必要がなくなり、お財布がスリムになって便利です。
年会費 | 無料 |
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国際ブランド |
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種類・機能 | クレジット/WAON |
たまるポイント | WAON POINT/電子マネーWAONポイント |
利用可能サービス | AEON Pay/Apple Pay/イオンiD/家族カード/ETCカード |
イオンカード(WAON一体型)はクレジット機能と電子マネーWAON機能を持つカードです。
カードをお申込み後、最短5分でアプリ「イオンウォレット」にカード情報を受取れるサービスもあり、すぐにお買い物にご利用いただけます。
カード発行の審査結果は、ご登録いただいたメールアドレスに最短5分でお送りいたします。
なお、審査過程で確認事項がある場合、お電話にてご連絡させていただく場合があります。
詳しくは「即時発行」をご覧ください。
当記事では、一人暮らしにかかる費用を紹介しました。
一人暮らしには賃貸住宅の家賃だけでなく、家具や家電の準備、引っ越し、毎月の生活費など、多額のお金が必要になります。
節約術で活躍するのがクレジットカードです。
イオンカードは、買い物だけでなく、ポイント還元の特典を受けられるので節約にも適しています。
この機会にぜひイオンカードをお申込みください。