海外旅行でクレジットカードを使うと危ない?

海外旅行でクレジットカードを使うと危ない?リスクと予防策を解説

公開日:2024/12/19

クレジットカードは現金の持ち合わせがなくても支払いができる、1枚あると便利なカードですが、「海外旅行での利用は危ない」という声も聞こえてきます。具体的にどのようなリスクがあり、それを回避するにはどうすればよいのでしょうか。

当記事では、海外旅行などでのクレジットカード利用で実際に起きている被害やその予防策、遭遇した時の対処法などを解説していきます。

海外旅行でのクレジットカードの主な被害事例

海外旅行でのクレジットカードに関する被害が増えており、その手口は巧妙化しています。実際にどんな被害が増えているのか、日本クレジットカード協会の「海外渡航時のご注意事項 別ウインドウで開きます」から一部をご紹介します。

スリ・盗難被害

観光地や空港、飲食店など、観光客が多い場所でのスリ被害が増加しています。カードの管理には十分注意し、貴重品は肌身離さず持つようにしましょう。また、スリに遭ってしまった場合は、速やかにカードの利用を停止し、不正利用を防止する必要があります。各カード会社で手続きを行いましょう。

スキミング被害

スキミング被害とは、「スキマー」と呼ばれる装置を用いて磁気情報を盗み取られ、不正利用される被害のことです。ATMのカード挿入口やタクシーでの決済時にスキミングされる事例が報告されています。

露天商の詐欺被害

路上の屋台などで買い物をする際、暗証番号を入力させた後に「カードが利用できないので確認する」などと言い残して一時的に騙し取り、その間に不正利用される手口もあります。第三者にはクレジットカードを渡さないようにすることはもちろん、暗証番号を入力する際は第三者に盗み見られないよう隠しながら入力してください。

参照:日本クレジットカード協会「海外渡航時のご注意事項 別ウインドウで開きます

海外旅行でクレジットカードを安全に使うための予防策

海外でクレジットカードを安全に利用するためには、事前の準備と利用中の管理が重要です。旅行時に役立つクレジットカード被害の予防策をご紹介します。

リアルタイムでの利用通知設定を行う

各クレジットカード会社では、カードの利用を即時通知するサービスを提供しています。クレジットカードが利用されるとメールやSMSで通知が届き、不正利用された場合も早期に発見できます。

スキミング防止グッズを利用する

スキミングを防止する加工が施された財布やカードケースなどのグッズが販売されています。このようなグッズに入れて持ち歩くことで、非接触型のスキマーによる被害を防ぐことができます。ただし、接触型カードのスキミング防止はできないため注意が必要です。

被害に遭ってしまった場合の対処法

海外でクレジットカードを盗まれた場合、冷静かつ迅速な対応をすることで被害を最小限に抑えられます。以下の対処法を覚えておきましょう。

すぐにカード会社に連絡して利用停止手続きを行う

クレジットカードが盗まれた場合は、直ちにカード会社に連絡して利用停止の手続きを行いましょう。盗難・紛失専用の連絡先が用意されているため、番号を控えておくと安心です。

警察へ被害届を出す

クレジットカード会社への連絡が終わったら、できる限り早く警察署へ被害届を提出しましょう。不正利用による補償を受ける際に、警察への届け出が必要になる場合もあります。

盗難保障について確認する

万一、盗難によりクレジットカードが不正利用された場合も、盗難保障があれば損害額が補填されます。ただし、保障範囲や条件が設けられているため、事前にカード会社のホームページなどで確認しておきましょう。

海外旅行に持っていくクレジットカードの選び方

海外旅行でクレジットカードを安全に利用するためには、セキュリティ機能を事前に確認することが重要です。アプリを利用してリアルタイムの利用通知を設定することで、カードが使用された際に即時に通知を受取り、不正利用の早期発見が可能となります。

また、多くのカード会社では24時間365日体制で取引のモニタリングを行い、盗難や偽造による不正利用を未然に防ぐ取組みを行っています。万が一の不正利用にも迅速に対応できるよう、カード会社のサポート体制についてもホームページなどで確認しておくと安心です。

海外旅行でも安全にご利用いただけるイオンカード

イオンカードは、カードご利用時原則5分以内に利用通知を行う「ご利用通知サービス」や、盗難カードの不正利用防止を目的としたクレジットカード取引の監視(モニタリング)を行っています。

また、一部対象カードには海外旅行中のケガや病気の治療費、携行品の破損・盗難、設備の損害賠償など、さまざまなトラブルを補償する海外旅行傷害保険が付帯しているものもあります。

以下では、この海外旅行傷害保険が付帯しているイオンカードをご紹介します。

TGC CARD

TGC CARD

年会費 無料
国際ブランド JCB
種類・機能 クレジット/WAON
たまるポイント WAON POINT/電子マネーWAONポイント
ご利用可能サービス AEON Pay/Apple Pay/イオンiD/家族カード/ETCカード

TGC CARDでは、もしもの時に安心な海外旅行傷害保険をご利用いただけます。海外旅行に伴う航空機のチケットやツアー代金をTGC CARDのクレジット払いでお支払いいただくと、旅行中の事故やトラブルに対し、最高3,000万円の補償を受けられます。

また、現地情報の確認や海外旅行中のトラブルに対するサポートも受けられます。海外旅行時は、予想外のトラブルも起こりうるので、いざというときも安心です。

KNTカード

KNTカード

年会費 無料
国際ブランド Visa
種類・機能 クレジット
たまるポイント WAON POINT
ご利用可能サービス AEON Pay/Apple Pay/家族カード/ETCカード

KNTカードは、近畿日本ツーリストなどのご利用がおトクになるイオンカードです。近畿日本ツーリストをはじめとする対象店舗で、パッケージツアーや宿泊料金をKNTカードでお支払いいただくと、WAON POINTが基本の3倍たまります。たまったポイントは、ツーリスト旅行券やJALのマイルなどへの交換が可能です。

最高2,000万円の補償が受けられる海外および国内旅行傷害保険が付帯されているため、安心して旅行を楽しめます。

  • 基本とは、200円(税込)ごとに1WAON POINT進呈をさします。
  • 海外旅行傷害保険は自動付帯、国内旅行傷害保険はカード利用付帯となります。

まとめ

  • 海外旅行に行くときはクレジットカードの盗難やスキミング等の犯罪に注意
  • スキミング防止グッズを利用した予防や、被害に遭ってしまった場合の対処法を確認しておく
  • 海外旅行に持っていくなら、セキュリティ機能が充実していて海外旅行傷害保険付帯のクレジットカードがおすすめ

これから海外旅行に持っていくクレジットカードを選ぶ予定の方は、この機会にぜひ、海外旅行傷害保険付帯のイオンカードをお申込みください。

  • カード発行には所定の審査がございます。
  • 当記事は2024年12月時点の情報となります。