公開日:2025/04/24
クレジットカード代金の支払日に残高不足で支払いが行われなかった場合、一時的にカードが利用停止になるなどの問題が発生するため注意が必要です。
当記事では、支払いができなかったときに起こることや、延滞に気づいた際に行うべき手続きのほか、クレジット口座の残高不足を防ぐコツについてもご紹介します。
まず、残高不足でクレジットカード代金の支払いができなかった際に何が起こるかを解説します。多くの場合、適切に対処すれば大きな問題にはなりませんので、落ち着いて対処しましょう。
クレジットカード利用料金が引落とせなかった場合、カード会社は支払いが完了するまでカードを利用停止します。
過去に同様のトラブルを繰り返すなどしていないかぎり利用停止は一時的なものですが、可能なかぎり延滞が発生しないよう注意しましょう。特に公共料金や通信料などをクレジットカード払いしている場合は、カードが利用できなくなることで支払いが止まり、サービスを利用できなくなる可能性もあります。
クレジットカード利用料金の支払いが遅れると、ほとんどの場合カード会社から郵送で催促状が送られます。催促状に添付された払込用紙を利用するか、あるいは催促状で指示された口座に送金するなどして、なるべく早く支払いを済ませましょう。なお、催促状を利用した払込みには遅延損害金が加算されます。
信用情報機関とは、クレジットやローンの利用に関する情報を管理している機関です。カードの支払いが遅れると、この機関に延滞の事実が記録されます。信用情報はカード発行会社などが閲覧でき、別のクレジットカードを作成する際の審査などに照会されます。
信用情報は一定の期間が経過すると消去されるうえ、クレジットカード利用料金の支払いが遅れること自体はあまり珍しいことではないため、多くの場合、1度の延滞記録が大きな問題に発展することはありません。しかし延滞を繰り返していると、新しくカードを契約できなくなるなどの問題が発生しかねないため注意しましょう。
カードの支払いを延滞し続けると、カード利用規約に基づいて会員資格を喪失させられたり、利用状況によっては法的措置を講じられたりといったリスクがあります。
また延滞の事実は信用情報機関に記録されており、他のカード会社も一定期間はその情報を確認できるため、新たなカードやローンの契約が難しくなることも覚えておきましょう。
クレジットカードの利用料金が引落とされていないことに気づいたら、速やかにカード会社に連絡するか、カード会員専用ホームページをチェックするなどして、払込みの方法を確認してください。
一部のカードでは通常の支払日の翌日に再引落としが行われるため、直ちに口座に入金することでその処理に間に合う可能性があります。また会員専用ホームページから手続きを行うことで、すぐに何らかの方法で利用料金を支払うことが可能な場合もあるでしょう。
カードによっては、郵送される催促状の到着を待って、同封の払込み用紙を利用したり所定の口座に振込を行ったりするほかない場合もありますが、どういった手続きが可能かを確認するためにも、カード会社に連絡することをおすすめします。
クレジットカード利用料金の延滞は可能なかぎり避けたいところです。ここでは、クレジットカード口座の残高不足を防ぐための方法をご紹介します。
ほとんどのクレジットカードには、カード会員専用のホームページが用意されており、利用状況の確認ができるほか、支払期日前にメールやプッシュ通知を送れるよう設定が可能な場合もあります。そうした機能を活用することで、口座への入金忘れを防ぐことができるでしょう。
通知などの機能がない場合も、スマホのカレンダーアプリやタスクリストなどを活用して、支払期日に通知がくるよう設定しておくのがおすすめです。ほとんどの場合カード料金の引落としは毎月同じ日に行われるため、一度毎月のタスクとして通知設定しておけば、以降は面倒な設定が不要になります。
クレジットカード利用料金の引落口座を給与の振込口座と同一にできれば、口座の残高が不足する可能性は低くなるでしょう。
働いている会社やカード会社の都合でそうした設定が難しい場合、毎月一定のタイミングで自動振替を行うよう、給与口座側で手続きしておく方法もあります。この方法は、クレジットカードの利用料金が毎月あまり変わらない場合におすすめです。
クレジットカードによっては、一括払いでのお買い物を後から分割払いやリボ払いに変更できる場合があります。想定外の出費があったなどの事情で利用料金の支払いが難しい場合、こうした機能を利用することで当月の引落としを低く抑えることができるでしょう。
しかし、分割払いやリボ払いには所定の手数料がかかるため、最終的な支払いは一括払いより高額になることがほとんどです。
一部のクレジットカードには、期日に利用料金の引落としが行えなかった際、翌日以降に再引落としを行ってくれる場合があります。こうしたカードならば、うっかり支払日を忘れていて支払いが行えなかった場合でも、改めて所定の口座に入金を行えば難しい手続きなしで支払いを済ませられるため安心です。
ここからは、利用料金の再引落としに対応したおすすめのイオンカードをご紹介します。
年会費 | 無料 |
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国際ブランド |
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種類・機能 | キャッシュカード/クレジット/WAON |
たまるポイント | WAON POINT/電子マネーWAONポイント |
ご利用可能サービス | AEON Pay(イオンペイ)/Apple Pay/イオンiD/家族カード/ETCカード |
イオンカードセレクトは、クレジットカード・電子マネーWAON・イオン銀行キャッシュカードの機能を備えたカードです。
イオンカードセレクトは、毎月2日(金融機関が休業日の場合は翌営業日)のお支払い日にご指定の口座からお引落としができなかった場合、お客さまの引落口座がイオン銀行に設定されているため、再引落としがかかります。
詳しくはこちら をご確認ください。
今イオン銀行の口座を持っていなくても、イオンカードセレクトを契約すれば同時にイオン銀行口座を開設できるのでおすすめです。
カードの使いすぎには注意しつつ、会員専用ホームページなどの機能をうまく活用しながら、残高不足にならないよう気をつけて利用しましょう。